社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は9月1日、汎用JPドメイン名に関するドラフト案を公開した。そこで示されたスケジュールによると、来年の頭からセカンドレベルドメイン(SLD)、日本語ドメイン名がスタートする模様だ。
セカンドレベルドメインとは、現在“co”や“ne”となっている部分のこと。来年からはこの組織種別を特定しない汎用ドメインが利用できるようになる。また、現在1組織1ドメインの原則も廃止され、“com”同様に1組織でいくつでも登録できるようになる。
同時に多言語ドメインもスタートする。それにより現在英数字だけに限定されているドメイン名に日本語が利用できるようになる。例えば、“日本語.jp”というドメイン名で登録できる。
スケジュールでは、今年11月20日~12月22日の期間が同時申請期間、来年1月22日~が先願受付。同時申請期間は、その期間にあった申請をすべて同時に申請があったとみなし、同じドメイン名の申請が行われた場合、登録の優先ルールに従いドメイン名の登録者が決定される。
