(株)日本レジストリサービスは31日、IEで日本語JPドメイン名(日本語文字列の後ろに.JPをつける形式)の入力・閲覧を、プラグインなどを使わずに行なえるサービスを8月27日に開始すると発表した。
このサービスは、日本語JPドメイン名をASCII文字列に自動的に変換し、その変換した文字列をドメイン名としてインターネットにアクセスする米RealName社の技術を用いたもの。特殊なプラグインやクライアントソフトなどは必要ない。
同社は、このサービスによって日本語JPドメイン名の、さらなる利用促進を期待しているという。ただし、この技術はインターネット上のさまざまな技術の標準化を行なう団体IETF(Internet Engineering Task Force)で提案されている“RACE”という変換方式を用いている。もし、IETFでこのRACE以外の変換方式が標準技術として採用された場合には、同社はそれに従うとしている。
IE5.0以上が必要となるが、同社では詳細な動作仕様や制限については現在検討中だとしている。
