公開当初、「『Red Hat Linux 6.1 改訂 日本語版』の主な変更点」において「X-TTを採用」と報じましたが、実際には採用されていません。ここに訂正させていただきます。
レッドハット(株)は、1999年11月12日に発売された「公認Red Hat Linux 6.1日本語版(以下6.1J)」の改訂版である「Red Hat Linux 6.1 改訂 日本語版(以下6.1J改)」を2月10日にリリースする。
同社は、現在店頭にある6.1Jは2月10日から全国一斉に6.1J改になるとしている。また、同日より同社のftpサイトよりダウンロード可能。
下記の変更点を見ると、今回のリリースは日本語環境の改善を目的としたものといえる。
「Red Hat Linux 6.1 改訂 日本語版」の主な変更点
- 「Vine Linux」で開発された印刷機能により、多くの日本製プリンタをサポート
- 日本語共有名をサポートした、Samba日本語版2.0.5aJP2を採用
- システム管理ツール「linuxconf」の日本語化
- kedit、kmailが日本語に対応
- Linux Japanese Locale Working Groupの指針に基づき、日本語ロケール名としてja_JP.eucJPを追加
- セキュリティホールへの対応やバグフィクスなど