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デスクトップ市場を目指す「Corel LINUX」Preview 1をレビュー

1999年10月19日 00時12分更新

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 すでに数10ものLinuxディストリビューションが存在するなか、カナダのCorelは新しいディストリビューション「Corel LINUX」を開発した。Corelは、一般からテスタを募集して、「Corel LINUX Preview 1」のテストを開始している。日刊アスキーLinuxでは、このプレビュー版のテストを行なった。

Corel LINUXはDebian GNU/LinuxとKDEをベースに、Corel独自の拡張を加えたもので、目標はデスクトップ市場だ。

インストールはたった4ステップ

 Corel LINUXの一番の特微は、インストールの容易さだ。CD-ROMからブートするとXベースのインストーラが起動し、わずか4ステップでインストールが終わる。既存のディストリビューションが10ステップ以上も要するのと対象的だ。インストーラの質問内容も単純で、すでにUNIXを使っていなければ答えられないような「TeXをインストールしますか?」「ブート時に起動するデーモンをチェックしてください」といった質問はない。

 ただし、後まわしにされているだけの設定もあり、パスワードやネットワーク、タイムゾーンなどは、インストールが終了したあとに自分で設定する必要があった。また、「Preview 1」だから当然なのだが、実装されていない機能やバグは数多く残っている。

ブートアップ画面
 Corel LINUXは、随所にグラフィカルなインターフェイスが使われており、それはインストーラの起動直後も例外ではない。CD-ROMからブートすると、いきなり「Corel Linux」というロゴの入った画面が出てきて、そのあとカーネルが起動メッセージを表示する。なお、製品版では起動メッセージをデフォルトで隠すという。



ユーザ名の入力画面
 次にXアプリケーションのインストーラが起動し、ユーザ名の入力を求められる。



リカバリディスク作成
 インストール作業が異常終了しても、あとで続行できるように、本来ならここでリカバリディスクを作るのだが、まだ実装されていないようで、チェックボックスをチェックすることはできない。



パッケージの選択画面
 インストールするパッケージをここで選択する。「デスクトップ」「デスクトップ プラス」「サーバ」「カスタム」という4種類のチェックボックスがあるのだが、Preview 1では「デスクトップ」と「デスクトップ プラス」しか選択することはできない。



パーティショニングの画面
 Corel Linuxをインストールするパーティションを選択する。チェックボックスには「ディスク全部」「空きディスクスペース」「パーティションテーブルを編集」「DOS/Windowsパーティションにインストール」という選択枝があるが、4つ目の機能はまだ実装されていないようだ。ここでは、パーティションテーブルを編集することにした。



パーティショニングの画面
 パーティションテーブル編集は、グラフィカルなインターフェイスで行なうことができるが、fdiskにキレイな画面がついたくらいの機能しか持っておらず、既存パーティションのリサイズといった高度なことはできない。



入力内容の確認画面
 最後に入力内容を確認。あとは「Install」ボタンを押すだけだ。



コピー中の画面
 コピー中。10数分で終了する。



ブート画面
 コピーが完了すると、リブートしてメニューが表示される。



パッケージの設定中の画面
 システムを設定しているというメッセージを出して、しばらく待たされる。このあいだに何か入力を求められることはなく、設定は完全にノンインタラクティブだ。



dpkg -lの画面
 別の仮想端末から入って、パッケージのリストを表示するコマンド“dpkg -l”を実行してみた。インストーラはパッケージを展開しただけで、リブートしてから設定していることが分かる。



kdmの画面
 設定が完了すると、KDMが立ち上がる。ただし、Xの自動設定をきちんと行なってくれないようで、VGA16のXサーバが起動した。画面がキタナイ。

 このあと、適切なXサーバを立ち上げるように自分で設定した。



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