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大作ぞろいの今週、一歩抜け出していたのは「龍が如く3」

2009年02月27日 18時00分更新

文● 伊藤 真広

 新作ゲームの発売が集中する毎週木曜日。中でも、世の中の一般的な給料日といわれる25日に近い週は、新作タイトルの発売が集中するため、秋葉原が特に賑わいを見せるのだが、今日に限っては少し様子が違っていたようだ。
 本日発売されたソフトはPS3「龍が如く3」やDS「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」など、秋葉原のユーザーに受けいれられるであろう作品が多いにもかかわらず、秋葉原のゲームショップの人はまばらな様子だった。

 ショップスタッフに話を聴いてみても、「天候があんまりよくないからなんでしょうかね。正直、理由がわからないです。売れるタイトルもいっぱいあるのに」と困惑した様子を見せていた。

 そんな中で、もっとも活発に動いていたのはセガが誇る人気シリーズ「龍が如く3」。
 これまでのシリーズでは、秋葉原のショップより一般的な家電量販店などのほうが強かったのだが、本作は話を聞いたどのショップでも売れ筋として挙げられるなど、これまでのイメージを覆す結果となっていた。

ソフト単体の価格は7980円。本体同梱の“プレイステーション 3「龍が如く3」昇り龍パック”は4万5980円

 ショップスタッフの間でも本作は注目を集めていた様子で、「ゲーム内のキャバクラのお姉ちゃんを口説くだけのために購入しようか迷っています」や「東京ゲームショウの発表をみて、惚れました」といったコメントを聞くことができた。
 また、本作はPS3本体とソフトがセットになった同梱パックも登場していて、そちらの売れ行きもここ数回の同梱版と比べて、かなり動きが良くなっていたようだ。

同梱版についてくるPS3本体は「龍が如く3」の限定モデル。限定モデルのサンプルはソフマップアミューズメント館で展示されていた

今回もパターン入ったか!?
「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」

 アキバ系ユーザーやレトロゲーマーから熱い支持を受けている人気テレビ番組「ゲームセンターCX」のゲーム化第2弾「ゲームセンターCX 有野の挑戦状2」が登場した。

テレビ番組発のゲームということもあり、売れ筋は7140円の限定版。なお、初回版のみに封入されている“有野特命プロジェクト名刺”は通常版(5040円)にも同付されている

 同タイトルは、今回もレトロゲーマーにとっては熱い内容のゲームを多数収録したゲームインゲームとなっている。
 発売されたパッケージには、通常版と限定版の2つのパッケージが用意されており、限定版には「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」に挑戦する「有野の挑戦」や新たに撮り下ろされた「有野の挑戦・特別編」などを収録したDVDが付属している。

 ショップからは「やっぱり課長は面白い」や「多分若い人にはこのゲームの面白さはわからないと思うんですが、なぜか高校生くらいの子も買っていくんですよね。不思議なものです」といった反応が見られた。
 また、メッセサンオー本店のみでしか見かけなかったが、2月28日の土曜日に、発売元のバンダイナムコゲームス本社にて、発売記念イベントを開催するという告知ポスターが張り出されていた。イベントに参加するには、同ソフトを購入したときにもらえるイベント参加券が必要となるが、先着順となるので欲しい人は急ごう。

発売記念イベントに参加できるのはわずか200人。この記事が掲載されるころにはイベントの参加券の配布は終わってしまっているかも知れない……

(次ページへ続く)

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