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動画で見る!Illustrator CS4、使いたい機能BEST 5

2008年12月12日 09時00分更新

文● 諫山研一

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 クリエイターの注目を集めるAdobe Creative Suite 4。前回のPhotoshop(関連記事)に引き続き、Illustrator CS4で、実際に役立つ機能BEST 5を紹介していこう。

イラストレーター必携の「Adobe Illustrator CS4」。価格は8万400円(税込)

No.1 待ち望んでいた人も多い「複数のアートボード」

 Illustrator CS4も他のソフトと同じく、順当な進化を遂げている。中でも広告系のデザイナーには待望とも言えるべき機能が備わった。その名は「複数のアートボード」の実現だ。

 従来、Illustratorの1つのドキュメントには、1つのアートボードしか配置できなかった。しかし、デザイナーによっては、1つの書類で4ページのリーフレットのレイアウトを行なう人もいた(ただし、これは出力が面倒になるため、印刷サイドからは嫌われていた方法でもある)。

 今回CS4から搭載された「複数のアートボード」機能は、1つのドキュメント内に最大で100個のアートボードを作ることが可能で、それぞれアートボードごとに個別に出力することができる。また、下位バージョンへ保存した際はアートボードごとに1つの書類を作ってくれるため、今までのような面倒なことにならずに済む。実際、8ページ程度のリーフレットなら、InDesignよりもIllustratorで作りたいというニーズは多く、それを反映させた結果が本機能である。

 なお、アートボードのサイズはバラバラでも対応できるため、1つのドキュメントに、ポスター、チラシ、チケットといった、サイズの違うアートワークを作ることも可能。同時進行等でウィンドウ間を行き来せずともロゴ等の共通パーツを使い回すことが可能だ。

 実際のアートボードができるところを「Movie 1」で見てみよう。いかに自由度が高いかが理解できると思う。なお、アートボードは後から追加する方法の他に、新規ドキュメント作成時に数を指定することができる。

       Movie 1

 「Movie 2」で分かるように、プリント時にはアートボードを無視して出力することができる他、アートボードを個別に出力することも可能。その際、プレビュー画面で出力するアートボードを選択する。

       Movie 2

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