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動画で見る!Photoshop CS4、使いたい機能BEST 5

2008年12月10日 09時00分更新

文● 諫山研一

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 いよいよ発売が開始されるAdobe Creative Suite 4。気の早い読者は既にデモ版をダウンロードして試している人も多いのではないかと思う。今回は、フォトグラファー/デザイナーの視点から見た、Creative Suite 4の中でもPhotoshop CS4の実際に仕事の現場で役に立ちそうな機能のBEST 5を紹介したいと思う。

レタッチソフトとして圧倒的な支持を受けているPhotoshop。「Photoshop CS4」は9万9750円(税込)。3Dオブジェクトペインティングが楽しめる「Photoshop CS4 Extended」は14万700円(税込)。

No.1 非破壊で作業を行なえる「色調補正パネル」

 まず、今回のバージョンアップで一番に目を引くのが「色調補正パネル」の存在だ。このパネルには、従来の「イメージメニュー」→「色調補正」に備わっている「明るさ・コントラスト」「レベル補正」「トーンカーブ」「露光量」「自然な彩度」「色相・彩度」「カラーバランス」「白黒」「レンズフィルタ」「チャンネルミキサー」「階調の反転」「ポスタリゼーション」「二階調化」「グラデーションマップ」「特定色域の選択」の15種類の機能がアイコンから選択できるようになっている。

CS4から搭載された15個のアイコンとプリセットのリストからなる色調補正パネル。今回の新機能の中でも最も目立つ部分だが、実用的な機能といえる

これまではイメージメニューで呼び出していた

 これだけなら、「ショートカットで呼び出せば早いじゃないか」とお思いの読者も多いことだろう。しかし、今回の「色調補正パネル」では、従来のようなモーダルダイアログによる調整画面が表示されるのではなく、パネル自体が調整画面になるため、編集中の画像が隠れることがない。また、ここで選択した調整項目はすべて調整レイヤーになることから、元画像を非破壊で調整することが可能だ。

 そして、「トーンカーブ」など、一部の機能では、スポイトツールを使い、そのまま調整したい部分をドラッグすることでカーブをいじることが可能になっているほか、プリセットも用意されており、より直感的な画像補正が可能になっている。

 では、実際の動きを「Movie 1」で見てみよう。トーンカーブでは画面のドラッグでカーブが変化していることに注意。レベル補正ではレイヤーパネルに調整レイヤーが追加されているところに注目してほしい。

       Movie 1

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