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国際航空宇宙展・デモフライトフォトレポート

秋晴れの横浜に飛行艇とヘリがやってきた!

2008年10月09日 19時40分更新

文● 伊藤 真広

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航空自衛隊のCH-47J“チヌーク”。独特の迷彩が印象的だ。この日、姿を見せたチヌークは、胴体下部から消火用のバケットをぶら下げたスタイルで観客の前に姿を現した

CH-47J

水汲みの様子を確認する際には、搭乗員が目視で確認している姿が見られた

バケットを満水にして飛び発ったチヌーク。上空でバケットを開いて海水を使った消火演習を行なった。ちなみにチヌークとあわせてみると小さく見えるこのバケットには4700リットルほどの水が入るそうだ

CH-47J

消火用の水が降った後にはうっすらと虹が出ており、見守る観客たちからため息が漏れていた

この日のフライトで唯一の企業参加となったユーロコプターのEC135。同機は民間モデルが主流という印象が強い機体だが、旧西ドイツでは軍用の観測ヘリとして運用されていた実績もある機体だ。デモフライトでも急降下や急旋回などの運動を繰り返し行なっていた

BK117

僻地医療で大活躍中のドクターヘリ。ベースとなっている機体は、川崎市消防局も採用しているBK117。川崎市のモデルは消火任務に特化しているが、どうやらドクターへリとして活躍している同機の内部には様々な医療機器が搭載されているようだ

会場上空にゆったりと飛来した、この日のトリを務めたのが国産大型飛行艇US-2だ。同機の前身となるUS-1は、離島部での急患緊急搬送や遠洋漁船からの病人搬送などで大活躍した飛行艇。今回飛来したUS-2は2007年から運用を開始された最新型だ

この日のフライトでは、上空をゆったりと飛行する姿しか拝むことが出来なかったが、いつか離着水する姿を見てみたい

US-2

デモフライトはUS-2がベイブリッジの上空を航過する進路をとって終了した

【関連サイト】

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     飛行艇をテーマにした映像作品は多々ありますが、宮崎駿氏が原作のこの作品もオススメです。映像の端々に宮崎氏の飛行艇への愛情が伝わってくる一作です。


  • 紅の豚

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