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国際航空宇宙展・デモフライトフォトレポート

秋晴れの横浜に飛行艇とヘリがやってきた!

2008年10月09日 19時40分更新

文● 伊藤 真広

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横浜市安全管理局のAS365と川崎市消防局のBK117

緊密な二機編隊で登場したのは、神奈川県の横浜市安全管理局のAS365と川崎市消防局のBK117

AS365

横浜市安全管理局のAS365は、ユーロコプター社による双発ヘリコプターで、フランス語でイルカの異名(ドーファン)を持つ期待で、ヨーロッパを初めとした世界各国で使われている機体だ

BK117

BK117は、日本の川崎重工と旧西ドイツのメッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社((現:ユーロコプター・ドイツ社)が共同開発した機体だ。国内でも数多くの自治体で、消防や救急などを目的に採用されている基本スペックの安定した機体だ

AS365

消化剤の代わりに水を投下するAS365。山火事や大規模火災以外では航空機を利用した消火作業が実施されることは少なく、今回の展示のようなシチュエーションはまさにレアシーンだ

UH-1

某名作戦争映画のワンシーンよろしく、二機編隊で登場したUH-1。ベトナム戦争のころから活躍しているヘリコプターの名機の1つ。採用されている国は20カ国以上で、日本では富士重工が1962年からライセンス生産を行なっている

プログラムの上では通常飛行となっていたが、ジャックナイフ急降下などといった派手なアクロバット飛行を披露して、最後も見事な編隊飛行で飛び去っていった

この日のデモフライトで唯一の純国産機のヘリコプターとなったOH-1。同機は、観測ヘリとして長年使用されてきた米国製OH-6に替わって採用された機体で、悪天候でも十分な哨戒任務や観測任務を実行可能として期待されているヘリコプターだ

海上自衛隊のSH-60が登場、護衛艦などに搭載されているのを見たことが見たことがある人もいるだろう。この日のフライトでは、アクロバットな飛行で観客の眼を楽しませていた

(次ページへ続く)

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