孤高のヒーロー、キャシャーン復活!
「キャシャーンSins」
作品解説
1973年10月、フジテレビ系列で放送された「新造人間キャシャーン」(全35話)。その後、1993年8月にはOVA「新造人間キャシャーン」が全4巻で製作され、2004年4月には実写映画「CASSHERN」となって全国で公開されたが、これまでのリメイク作品とは異なる完全新作が本作。
オリジナルのTVシリーズのテーマを更に発展させたストーリーの舞台は、遥かな未来……。人間達は種としての力を失い、絶滅への道を歩んでいる。ロボット達は武力で世界を制圧し、一度は人間を支配していたが、ある異変が切っ掛けで彼らも滅び始めている。
「聖闘士星矢」や「ドラゴンボールZ」などの映画の監督を務めてきた山内重保監督のもと、シリーズ構成に「灼眼のシャナ」や「CLAYMORE」の小林靖子、キャラクターデザインに「おジャ魔女どれみ」シリーズなど数々の作品を手がける馬越嘉彦など、ベテランスタッフたちが「生とは、死とは何なのか?」をテーマにキャシャーンの世界に挑む。
あらすじ
人間の手によって作られたロボットたちが、人間たちを支配していた時代、一人の少女が現れた。彼女の名はルナ。人々は彼女を“月という名の太陽”と呼び、救いを求めたが、その存在を危ぶんだ世界の支配者ブライキング・ボスによってルナの殺害命令が下る。ルナ殺害を命じられたキャシャーン、ディオ、レダの三体の中でキャシャーンの手によってルナは殺され、ルナの隠された秘密によって世界は“滅び”へと向かっていくこととなる……。
数百年をかけ、世界は再生のできない“滅び”と呼ばれる状態にあった。永遠だと思われたロボットたちの体は部品交換という再生ができなくなり、サビの浸食などによって死を迎え、形を維持できなくなった建物は変形や崩壊。大部分の大地はさびれた荒野へと変貌していった。
そんな“滅び”の世界に、ルナの殺害後に行方不明となっていたキャシャーンが現れる。しかし、彼は記憶を失くし、自分が何者であるのかすらわからない状態だった……。
自分の名を知る者たちに命を狙われるキャシャーン……己の過去を知り、苦悩する孤高のヒーローの物語が、今始まる。
スタッフ
原作:竜の子プロダクション
監督:山内重保
シリーズ構成:小林靖子
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:和田薫
アニメーション制作:マッドハウス
主題歌:カラーボトル「青い花」
キャスト
キャシャーン:古谷徹
リューズ:宮原永海
リンゴ:皆口裕子
オージ:チョー
ルナ:矢島晶子
ブライキング・ボス:内海賢二
ほか
テレビ放送情報
テレビ埼玉 10月1日から毎週水曜25:30~
MBS 毎日放送 10月2日から毎週木曜25:55~
テレビ愛知 10月3日から毎週金曜25:58~
チバテレビ 10月5日から毎週日曜25:30~
テレビ神奈川 10月6日から毎週月曜23:00~
(※放送日時は放送局の都合により変更になる場合があります)
公式サイトURL http://www.casshern-sins.jp/
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