主題歌CDの発売や、登場人物のCD、オリジナルサウンドトラックなどの関連CDが軒並みオリコンウィークリーチャートのTOP10以内にランクインして話題を呼んでいるアニメ「マクロスFRONTIER」の第1話を収録したDVDとBlu-Ray Discがついに登場した。アニメ作品としては史上初の、Blu-Ray DiscとDVDの2つのメディアでの同時発売タイトルとなる。テレビ放送の開始当初から映像のクオリティの高さから、Blu-Ray Disc版に期待する声は上がっていたのだが、今回発売されたBlu-Ray Disc版は秋葉原の各ショップスタッフが期待以上の映像美になっていると唸るほどのクオリティに仕上がっているようだ。
デ、デカルチャー、これがBlu-Rayの実力なのか……
ショップでは、Blu-Ray Disc版を販売フロアで流しているところがあり、ショップスタッフによると「朝から上映しているモニターの前で、足を止める人の姿が絶えません」と、確かな手ごたえを感じているようだ。
取材で回っている各ショップにBlu-Ray Disc版とDVD版入荷数や予約状況を確認してみたところ、初日の段階では、DVD版を多く入荷しているショップの方が若干多いという結果になった。とはいえ、各ショップともに入荷数に圧倒的な差があるというほどではないようだ。
予約数はショップによってかなり差があり、圧倒的にBlu-Ray Disc版に集中しているショップもあれば、どちらも同じくらいだったり、場所によってはDVD版のほうが多いという結果になっていた。
一般販売に関しては、取材で店舗を訪れたのが13時過ぎから17時くらいの日中ということもあり、販売本数に大きな差は出ていなかった。しかし、Blu-Ray Disc版を購入していく人の中には、Blu-Ray Discの再生環境を持っていない人がいたようで、ショップでプレイヤーは何を購入すればよいかと質問する人が少なからずいたようだ。
なお、今後の売れ行き予想についてショップに聞いてみると、各店ともに予約の状況から見てもかなり好調なセールスになるという認識となっており、一部のショップスタッフからは「らき☆すた、ハルヒを超えると思います」や、「1巻あたり10万本は軽くクリアするんじゃないですかね」といったコメントも聞かれた。
在庫状況については、各ショップともに十分な数を入荷したつもりではいるが、「売れ行きが偏った場合には、Blu-Ray Disc版かDVD版のどちらかが売り切れになってしまう可能性もある」といった話が聞くことができた。