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松村太郎の「ケータイが語る、ミクロな魅力」第30回

ケータイのデザインは「iGoogle」化すべきだ

2008年07月04日 16時30分更新

文● 松村太郎/慶應義塾大学SFC研究所 上席所員

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nendo「music-cage」
【今週の1枚】デザインオフィス「nendo」の「music-cage」は、鳥かご型のBluetoothスピーカーだ。ケータイから流れる音楽が、まるで鳥のさえずりのように聞こえるイメージからこの形になったという

 ここ数年、ケータイ周辺の世界観から生み出されたプロダクトデザインやアートを眺めていて、共感する一方でどうしてもピンとこない自分がいた。その原因は、人が多様性を持っているのに合わせて、ケータイに多様性が求められているからだ、ということが分かったからだ。



auが開催したデザインイベント


 1日、原宿のキャットストリートにある「CASA jingumae」で開かれているアートイベント「MOBILE in FOREST Exhibition」に行ってきた。

 ここではauがライフスタイルデザインのプロジェクト「another work*s」を新たに発表。その一環として4フロアに渡って、日々のケータイ生活に関係するさまざまなコンセプトモデルを展示していた。まずは写真でご紹介しよう。


MILE「GREEN」

MILE「GREEN」 机の上でケータイを置くための場所を規定する作品。やや堅めのゴムの芝生の上にケータイを載せておくと、着信時のバイブレーションで、ケータイが芝生の上を踊るところが見どころだ

MicroWorks「VINE」

>MicroWorks「VINE」 ACアダプターを緑にして、森というテーマに合わせてツタのようにアレンジした作品。緑の少ない都会でのケータイとの生活の中では、ケータイを充電するタイミングが癒される瞬間になるかもしれない

LOVE FOR SWEETS「HOLDING BEAR CHARGER」

LOVE FOR SWEETS「HOLDING BEAR CHARGER」 ACアダプターが熊のぬいぐるみになっている作品。壁のコンセントに差し込むと、熊が壁を上っているようなポーズになってかわいらしい。タップの場合はどうするのだろう?

坪井浩尚「共通ACアダプタ」

坪井浩尚「共通ACアダプタ」 auショップで販売されている共通のACアダプターのケーブルを熱でカールコードに仕立てたもの。コードが絡まなくてすみそうだし、ダイアル式電話のレトロな雰囲気も感じられる。

熊谷有紀「きころハウス ストラップ」

熊谷有紀「きころハウス ストラップ」 すぐに飽きたら捨てられてしまうストラップに心を痛める熊谷さんの作品は、木のぬくもりが感じられる無骨な木の家のストラップ。1つ1つに個性があって、なんだかかわいがるように愛着が沸いてきてしまう

YASUTAKA TOMITA「Feather fringe strap」

YASUTAKA TOMITA「Feather fringe strap」 TOMIYAさんは、ファッションデザイナーという今回参加したクリエイターの中では異色のバックグラウンドを持つ人物。このストラップはポケットから出ていたり、電話をしているときにその人をゴージャスに彩るコンセプトだ

(次ページに続く)

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