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desknet’sブランドのSNS構築ソフトが登場!

組織の壁を破壊する!お手軽導入の社内SNS

2008年06月25日 21時31分更新

文● 小橋川誠己/アスキーネタ帳編集部

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 グループウェア「desknet’s」を取り扱う(株)ネオジャパンが、6月24日、企業向けのSNS構築パッケージ「desknet’s SNS」を発売した。「コミュニティ」「日記」「フォト」「あしあと」といった一般的なSNSが持つ機能を一通り網羅。主に中堅~大企業の社内利用(社内SNS)を想定した製品だ。

desknet’s SNS

desknet’s SNSのトップページ。パッと見は一般的なSNSのようなUIで迷わず操作できそう

 ところで、SNSといえば「mixi」や「モバゲータウン」といったインターネットサービスの話題に目が行きがちだが、社内SNSそのものは今どれぐらい盛り上がっているのだろうか。

 「社内SNSの市場は年々広がっており、現在、企業の10%ほどが実際に導入していると見られています」と話すのは、同社マーケティング統括部プロダクト広報担当 松村佳菜子氏。ある程度の規模の企業であれば、グループウェアなどの情報共有ツールをすでに使っていることが多いはずだが、それでもSNSを導入する企業は増えているという。

「グループウェアは組織の枠に従って、フォーマルな情報の共有に使うもので、どちらかといえば一方通行。それに対してSNSは、コミュニティを使って組織の枠を超えた部門横断の情報共有ができます。コミュニティを立てるのは誰でもできますし、気軽に気楽に情報共有できるのがメリットですね」(松村氏)。


インストーラで簡単導入、活性化のためのポイント機能も


desknet’s SNS

desknet’s SNSは活性化のための機能を盛り込んでいる

desknet’s SNS

携帯電話機能も標準で利用可能だ

 ただ、SNSは「気軽に」「気楽に」使える性質を持つ反面、「せっかく導入したのに使われない」といった事態に陥りやすいという。desknet’s SNSでは、こうした課題への対策が施されている。

 まず注目したいのが、“SNSを盛り上げるためのしくみ”が組み込まれていることだ。たとえば、「投票機能」。他のユーザーの日記やコミュニティのトピックに対して、ポイントを与えられるもので、イメージとしては「Web拍手」に近い。集計結果を管理者が公表すれば、投稿者のモチベーションアップに役立ちそうだ。また、盛り上がっているコミュニティは、管理者が「公式コミュニティ」として認定し、SNSの目立つ位置に表示させることもできる。

 もう1つのポイントは、導入の手軽さだ。desknet’s SNSは同社のWebサイトからプログラムをダウンロードし、インストーラの指示に従ってセットアップが済むようになっている。必要なデータベースやWebサーバも同時にインストールされるため、サーバとなるマシンさえあれば、すぐにSNSを構築できる。グループウェアでは当たり前のような話だが、SNSではまだ珍しい。また、desknet’sからのユーザーのインポートにも対応している。すでにdesknet’sを利用している企業であれば、さらに短期間で導入が可能だ。

 ほかにも、携帯電話への対応、日記やコミュニティにファイルを添付できる機能、管理者向けのカスタマイズ機能なども用意されている。

 サーバの対応OSは、Windows XP Professional SP2以上、Windows Server 2003 SP1以上、RedHat Linux ES 4/5、CentOS 5.1。クライアントは、Internet Explorer 6/7、Firefox 2、Opera 9.5。携帯電話はNTTドコモ、au、ソフトバンクの各端末をサポートする。価格(税別)は30万円/100ユーザーから。ネオジャパンでは9月末まで、9万9800円/100ユーザーで購入できるキャンペーンも実施している。60日間の試用も可能となっているので、実際に試してみた上で導入を決めるといいだろう。

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