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T教授の「戦略的衝動買い」第3回

いいモノを最後まで、銀座のミミック

2008年05月21日 11時00分更新

文● T教授

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ゆっくり、じっくり、使い込みたい


クラシックな鉛筆ホルダー
右側は筆者が長く愛用している合衆国の某お店のサービス商品であるクラシックな鉛筆ホルダー。発想の原点はかなり古い

 鉛筆は、モノを書いては削ってというのを何度か繰り返しているうちに自然と本体が短くなってしまい、だんだんと安定してホールドするのが難しくなってくる。そんな風に短くなった鉛筆を最後の最後まで確実に使い切るために、軸を延長する補助具が「鉛筆ホルダー」になる。

 貴族を代表とする、いいモノを最後まで大切に使う習慣のある欧州のセレブは、古くから鉛筆ホルダーを愛用していたことだろう。シャープペンシルが発明されて登場しても、まだまだ高価だった米国では、鉛筆ホルダーは庶民の生活には必要な道具だった。

 そして今、日本でも、いいモノを長く大切に使うことが見直されている。ミミックはそんな鉛筆ユーザー向けに銀座の路地裏にある「五十音」という小さな文具屋さんが販売しているオリジナル鉛筆ホルダーだ。

 アセチロイドを材料に大阪の小さな町工場で丁寧に作られた本体は、1本1本模様が異なる。そして五十音とトンボ鉛筆とのコラボで新しく作られたハーフサイズのMONO鉛筆が購入時に1本付属する。小芯MONO=「小心者」と呼ぶらしい。

ミミック
ミミックの本体とケース。ちょっと「和」なテイストが若い女性の興味をひくだろう
付属の鉛筆と 小芯MONO
付属する「小芯MONO」

 一見して万年筆に見えるミミックは、生産数量に限度があり、それなりに高価だ。筆者の周囲でも値段を聞いたほとんどの人が驚く。しかし、世界中のブランド物や、高価で贅沢なモノがあふれかえる日本で、久しぶりにゆっくりじっくりと、この先何十年も使い込んで行きたいと思った「Built in Soul」的なプロダクトであることは間違いない。


今回の衝動買い

アイテム:ミミック(信頼文具舗
購入価格:7300円

T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。現在、月刊アスキーにて「T教授のGK指数でモテろ!」を連載中。


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