Blu-rayディスクの作成の流れと再生
Toast 9は、オプションの「HD/BDプラグイン」とBlu-ray書き込みに対応した外付けドライブを用意すると、HD画質のBlu-rayビデオを作れる。
家庭用ハイビジョン規格であるAVCHD形式のビデオカメラからダイレクトにキャプチャーも可能だ。
ただし、AVCHDビデオ素材の一覧や再生などはiMovieのほうが使いやすいので、iMovieで取り込み、フル解像度のQuickTimeで書き出してToastでオーサリング──といった流れを経るのが快適だ。
ディスクコンテンツの作成では、「メニュー」の用意や、不要な部分の編集など、最低限の機能は用意されている。
詳細な変換機能を搭載しているので、ライティングだけでなくエンコードソフトとしての愛用者も多い。
Toast 9は、HD解像度を保ったまま、DVDメディアをBlu-rayディスクの代用品として利用もできる。もちろん記録容量は10分の1以下になってしまうが、Mac内蔵のSuperDriveで作成可能で、安価なDVDメディアを使えるのはうれしい。
なお、作成したBlu-rayビデオは、PS3をはじめとした民生用Blu-rayプレーヤーで再生可能。再生ソフトを用意すればMacでも内容を確認できる。
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