マンガ調のコラージュが作れるおもしろソフト
フレーム内に写真を張り付けて吹き出しを追加するだけで、マンガ風コラージュが作成できる「Comic Life」。Macのバンドルソフトとしても使われている同ソフトが、「Comic Life Magiq」という新ソフトにアップデートした。Leopardのグラフィックエンジンをフル活用し、画像にさまざまなエフェクトをかけられるほか、写真の切り抜きたい部分の内側と外側をフリーハンドでザックリなぞるだけで、輪郭を自動検出してキレイに切り抜ける。切り抜いた画像は、ほかの写真やマンガ風の背景と違和感なく合成可能だ。
仕事も趣味も、何でも詰め込める
米ファイルメーカー社は、住所録や予定をまとめて管理できる新ソフト「Bento」の出荷を開始した。これは同社のリレーショナルデータベースを個人向け用途にカスタマイズしたもので、データベースをいちから作らなくてもすぐに使える。OS X付属のアドレスブックやiCalと連動し、データを自動的に取り込めるほか、仕事の締め切りや所要時間を記録したり、イベントやプロジェクトに関連するファイルや画像を集めてまとめることも可能。会場では、世界各国から集まった報道関係者に、巻き寿司弁当とBentoソフトのパッケージを配布するプロモーションも行った。
プロジェクトに必要なファイルを視覚的に把握
米グリッドアイアンソフトウェア社は、プロジェクト&データ管理ソフト「Flow」を初公開した。「Adobe AfterEffects」や「同InDesign」で作成したファイルを登録すると、そのファイルが必要とする外部ファイルを視覚的にツリー表示。「Office 2008 for Mac」の新ファイル形式にも対応している。同社サイトに無料登録すると、ベータ版プログラムを春ころに入手できる。
何でもシンクするインドのソフト
インドのグローバルデライト社の「Web2 Delight」は、YouTubeやFlickrなど、オンラインのサイトから好きなビデオや写真を取得してMacに保存したり、iPodやiPhoneに転送できるソフト。iTunesに似たインターフェースで、ウェブブラウザーでいちいちアクセスしなくても、同ソフトからお気に入りのサイトを巡回し、検索や閲覧ができる。
Googleが、iPhone用に新インターフェースを用意
米グーグル社は、同社のウェブサービスをiPhoneやiPod touchでより使いやすくするために、改良版のインターフェースを開発した。iPhoneやiPod touchのSafariウェブブラウザーでGoogleにログインすると、自分専用のカスタマイズしたトップページを表示できる。Gmail、Googleカレンダー、Googleリーダー、Picasaウェブアルバムなどの各種サービスから使用するものを選択してタブに割り当てられるほか、テキストのオートコンプリートに対応。iGoogleのガジェットも表示できる。
PDFをInDesign形式に変換
レコソフト(株)の「PDF2ID」は、PDFファイルを読み込んで、Adobe InDesignで編集可能な形式に変換するソフト。PDFを「Word」形式に変換する「PDF2Office」も新製品として展示されていた。レコソフトの本社は日本の大阪にあるが、インドと関係が深い会社らしく、会場でデモしているのもインド人だった。
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