Macworld前日の目玉は「Office 2008 for Mac」
ここサンフランシスコでは、あと数時間足らずで、米アップル社CEOであるスティーブ・ジョブズ氏による「Macworld Conference & Expo 2008 」の基調講演が始まる予定だ。会場には人数制限があるため、一般来場者は当日の朝4時半には並ばないと確実に入場できないらしい。報道関係者の規制も例年になく厳しく、事前に申請をしてメディア関係者として登録を済ませていない場合は、基調講演の会場にすら入場できない状況だ。
ジョブズ氏の基調講演および展示会そのものは16日からだが、「Macworld Conference & Expo 2008 」のカンファレンスは前日の15日よりスタートしている。
前日の会場で一番目立っていたのが、「Microsoft Office 2008 for Mac」を公開した米マイクロソフト社。同社が今朝9時に行った講演には、会場を半周するほど人が並んだという。セミナー終了時に発売目前の「Office 2008」(英語版)を全員もらえるということもあってか、同社のセミナーは有料にもかかわらず、午後5時を回ったところでも250名近い人々が熱心に拝聴していた。
アップルのキーワードは「air」
エキスポ会場にはすでにアップルの巨大ポスターが掲げられているが、そこには「Apple in the air.」または「There's something in the air.」という意味深なメッセージが黒い背景に細い書体でポツンと書かれているだけ。その意味するところは何なのだろう?
すでに本サイトでも野末氏による予想記事が掲載されている(参考記事)。それに対抗するわけではないが、数少ない手がかりに想像と希望をない交ぜて、次のページからは筆者なりの発表内容を予想していこう。
(次ページに続く)
