先日のゲームの記事でもお伝えしたが、ソフマップアミューズメント館で開催された「アルカノイドDS」発売記念イベントに、同ゲームのスーパープレイヤーとしても知られる声優の大山のぶ代さんがゲストとして登場し、アルカノイドの出会いから、プレイスタイルなどを熱く語った。
ドラ……大山のぶ代! アルカノイドとの出会いについて語る!
40数年前に家庭用のゲームとして木の箱に入っているタイプの「ブロックくずし」を少しプレイしたのが、ブロック崩しタイプのゲームとの出会いという大山さん。その後、ブロック崩しには触る機会がなかったが、1986年にゲームセンターから聞こえてくるピコン、ピコンというゲームの音を耳にし、当時高校生だった友人の息子さんを連れてゲームセンターに足を運んだのが「アルカノイド」との出会いとのこと。
プレイをした瞬間に面白さに虜になったという。それまでは「ゲームセンターで時間を潰している人は、本当に働いているのかしら?」という偏見すら持っていたが、アルカノイドに出会ったことでそれらの偏見はなくなったそうだ。それ以来、電車の待ち時間などにゲームセンターを探すほど嵌り込んでしまう。
当時のアルカノイドといえば第二次ブロック崩しブームの時期にあたり、プレイ待ちの列ができるのも当たり前で、並んでプレイしたこともあるという。それほどまでに嵌った大山さん、アルカノイドをプレイし始めた当初は「100円玉があっという間になくなってしまうことも多かった」が、ある日、1プレイの1球目で25万点までいったことを皮切りに開眼。それ以後は、25万点には届かないものの、10万点オーバーのプレイヤーになったと語った。
そして時代の流れと共にアルカノイドを設置しているゲームセンターの数も減ってきたのだが、愛好者となった大山さんはアルカノイドの設置されているゲームセンターを覚えることで、「アルカノイド難民」になることを防いでいたという。
ちなみに今回の発売された「アルカノイドDS」。大山さんはこの時点で、3回しかプレイしていないと話した上で、「今日このイベントが行なわれるのにあたり、昨日の夜も、朝方までプレイしてしまい、慌てて眠りました」とアルカノイドマニアらしい発言もとびだした。
そんな大山さん、今年の4月に念願のゲームセンターに置かれていたアルカノイドの筐体を手に入れ、別宅に設置して日夜プレイをしているとのこと。初めのころは遊びでやっていたアルカノイドだが、現在ではプレイすることでストレス解消の “癒し”の存在になっているそうだ。
そんなアルカノイドとの思い出で語っているうちにトークショーも終わりの時間が近づき、最期にアルカノイドDSをプレイして感じた「もっと昔のアルカノイドのメロディを入れてもらいたい」という要望をタイトーに伝えた。
そして、ファンお待ちかねの大山さんによるアルカノイドDSの公開プレイへ突入した。
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