(株)アイ・オー・データ機器は9日、地上デジタルチューナーを内蔵した19インチワイド液晶ディスプレー「LCD-DTV191XBR」を11月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。想定実売価格は5万4800円。
コストパフォーマンスに優れているのが最大の特徴。自社開発の地デジチューナーモジュールを内蔵し、電源投入から映像表示まで約5秒、チャンネル切り替えが約2秒という高速な立ち上がり/切り替えも特徴となる。
全12チャンネルの4時間分の番組を表示できる電子番組表(EPG)を搭載。番組を選択することで番組内容の表示や視聴予約が行なえる。データ放送には非対応。映像入力はコンポーネント(D4)、パソコン用アナログRGB、Sビデオ/コンポジットとなり、デジタルの映像入力は備えない。
記事掲載当初、「全13チャンネル」としていましたが、メーカーより「全12チャンネル」と資料の訂正の連絡が入りましたので修正しました。(2007年11月9日)
表示解像度は1440×900ドット(WXGA+)で、視野角は上下左右160度、最大輝度は300cd/m2、コントラスト比は1000:1、応答速度は5msとなる。本体サイズは幅526×奥行き150×高さ422mm、重量は7.6kg。
なお、日本ヒューレット・パッカード(株)では、同社のデスクトップパソコン「Pavilion Desktop PC ウインターモデル(s3000、s7000シリーズ)」と「LCD-DTV191XBR」をセットにしたモデルを9日から販売する。