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シックス・アパート、連携機能を強化した「Movable Type Enterprise 4」を11月より提供開始

2007年10月18日 13時31分更新

文● アスキービジネス編集部

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17日、シックス・アパートは企業向けのブログソフト最新版「Movable Type Enterprise 4」を11月より提供することを発表した。同製品は拡張性が高い新たなアーキテクチャを導入しており、Oracle Database 10g、Microsoft SQL Server 2005などとの連携機能を持たせている。


企業規模にかかわらずブログ・ソリューションを提供できる


 17日、シックス・アパートは、企業向けブログ・ソフトウェアの最新版「Movable Type Enterprise 4(以下、MTE4)」を11月下旬の提供開始を発表した。

 今回発売されたMTE4は、8月に発売された同社の基幹ブログソフト「Movable Type 4(以下、MT4)」をベースに、エンタープライズ向けの機能を強化したもの。

 MT4で採用された、編集画面で最終レイアウトを確認しながら書体変更や画像の貼り付けを自由に行なえる「WYSIWYG(ウィジウィグ)エディター」機能や、画像のアップロードや管理を簡単に行なえる「ファイルマネージャー」機能をMTE4にも搭載している。

 MTE4の特徴として、企業がユーザー数やブログ数の権限設定を組織ごとに可能とする新たな管理機能を搭載している。また、ディレクトリ・サービスや、Oracle Database 10g、Microsoft SQL Server 2005、PostgreSQL、MySQLなど各種データベースとの連携を実現した。

Movable Type Enterprise 4ではCSVファイルなどからユーザーを一括で登録できる。(画面クリックで拡大)

Movable Type Enterprise 4ではCSVファイルなどからユーザーを一括で登録できる。(画面クリックで拡大)

「MTE4により、大企業向けエンタープライズ・ソリューションも実現可能となった。今後、ブログソフトを既存の企業内システムと連携して利用する形が主流になる」と代表取締役 関 信浩氏はその狙いを語る。

シックス・アパート 代表取締役 関 信浩氏

シックス・アパート 代表取締役 関 信浩氏

シックス・アパート 代表取締役 関 信浩氏

 基本ライセンス(マルチサーバー・50ユーザー)の標準価格は126万円(税込)で、既存の「Movable Type Enterprise 1.5」と同じ。追加ユーザーライセンスパックが50ユーザーから63万円(税込)。年間メンテナンスは2年目以降、50ユーザーまで25万2000円(税込)。

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