(株)タカラトミーは10日、1977年~1979年に放送されたアニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」をリメイクしたアニメ「ヤッターマン」が2008年1月に放送開始されるのにあわせて、玩具、ガチャ(ガチャガチャ)、ぬいぐるみ、玩菓(食玩)、文具、アパレル、雑貨などの商品を展開すると発表した。タカラトミーグループ全体で年間市場規模100億円を目指す。
同社は2005年6月に(株)竜の子プロダクションの株式を取得し、子会社化している。ヤッターマンは、竜の子プロダクションのコンテンツを生かした戦略事業展開の第1弾となる。
TV版新シリーズの制作は竜の子プロダクションと讀賣テレビ放送(株)が担当する。総監督は笹川ひろし氏、メカニックデザインは大河原邦夫氏が務める。ストーリーの基本設定は旧作と同じだが、最大の特徴であるギャグを現代風にリメイクしたという。
タカラトミーグループから発売される関連商品も、「親と子が一緒に楽しめる商品」をコンセプトに、3~9歳までの子どもをターゲットにした商品と、30~40代の大人をターゲットとした商品を展開する。主な商品として、主人公「ヤッターマン」が使用するけん玉型の武器「ケンダマジック」の玩具を2008年4月に発売する予定という。
同社ではヤッターマンを、同社の代表的な商品である「トミカ」「プラレール」「リカちゃん」に並ぶ規模のオリジナルコンテンツにすることを目指すとしている。
ヤッターマンは2008年1月から毎週月曜夜7時に、読売テレビ/日本テレビ系列29局で放送される。
