本日より今月6日まで千葉・幕張メッセで開催されているIT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2007」。ホール3の奥にブースを構える(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモでは、世の中の健康ブームを表わしたウェルネス(健康を求める)ケータイが参考出展されていた。
ウェルネスケータイ
参考出展されていたウェルネスケータイは、三菱電機(株)製の試作機。「D904i」のようなスライドタイプのボディーを持ち、タッチパネル式の液晶ディスプレーを搭載していた。
試作機では端末に各種センサーを搭載し、「歩数計」「脈拍計」「体脂肪計」「ブレス(口臭)測定器」の4種類のデータを計測できる。また、待ち受け画面でのリアルタイム歩数表示や歩数から計算されるカロリー、現在の姿勢なども表示できる。
各種データ計測機能に加えて、ジョギングやウォーキング用の「ワークアウトミュージックプレイヤー」を搭載。距離や時間、消費カロリーといった目標を設定して、音楽を聴きながら楽しくエクササイズができる。
そのほかにも、サーバーとの連携を図ったiアプリを搭載。計測したウェルネスデータや食生活(摂取カロリー)のデータなどを、サーバーに保存してデータの共有ができる。ブースの説明員によると、現時点での発売の予定はないようだが、より特化したケータイとして是非とも前向きに検討していただきたいところだ。
キーパッドディスプレイケータイ
そのほか、ブース内ではキーパッド部分に電子ペーパー技術を採用し、キー表示を可変にすることで、キーをより大きく表示できる「キーパッドケータイ」も参考展示していた。展示機でのキーパッドが変化する様子をごらんいただきたい。
