ラインナップは3シリーズ4機種
今回の商品ラインナップは、画質にこだわった『BDZ-X90』、ハンディカムとの連携が簡単にできる『BDZ-L70』、スタンダードタイプの『BDZ-T70』と『BDZ-T50』という構成になっている。
シアター品質を実現する『BDZ-X90』
BDZ-X90(想定実売価格20万円前後)は、ブラビアの映像処理エンジン“ブラビアエンジンプロ”で採用されている映像処理LSI『DRC-MFv.2.5』を搭載し、すべてのハイビジョン映像を1125p(1080p)として出力するとともに、画質の補正も行なう。また、色深度規格の“Deep Color”に対応し、8ビット(256階調)の映像を12ビット(4096階調相当)にオーバーサンプリングして出力する。これにより、Deep Color対応テレビとの組み合わせで、滑らかな色階調表現が可能となるという。
そのほか、HDMI回路に大容量コンデンサーを採用し安定した電源供給を行なうことで、よりクリアな音声を出力できる。内蔵HDDは500GBで、最大で約166時間のハイビジョン番組を録画可能。
- BDZ-X90
- HDD:500GB内蔵
チューナー:地上デジタル/BS・110度CSデジタルチューナー×2、地上アナログチューナー×1
映像入出力:HDMI出力×1、コンポーネント出力×1、D4出力端子×1、コンポジット入力×3/出力×1、Sビデオ入力×3/出力×1
i.LINK×1、USB×1
本体サイズ:約幅430×奥行き336×高さ100mm、重量:約7.1kg
ワンボタンでハンディカムの映像取り込みができる『BDZ-L70』
BDZ-L70(想定実売価格18万円前後)は、本前面に“ワンタッチダビングボタン”を搭載。ハンディカムをUSB(記録媒体がHDDかメモリースティックのハンディカム)かi.LINK(記録媒体がDVのハンディカム)で接続するか、もしくはハンディカムで記録済みの8cmDVDメディアをドライブに挿入して、ワンタッチダビングボタンを押すだけで内蔵HDDに映像を取り込める。そのほか、同社デジタルカメラ“サイバーショット”の静止画も、USB経由で取り込むことができる。
そのほか、AVCHD方式で記録するハンディカムに関しては、新たに撮影された映像や写真のみをHDDに取り込む“つづき取り込み”機能も利用できる。内蔵HDDは320GBで、最大で約105時間のハイビジョン番組を録画できる。
- BDZ-L70
- HDD:320GB内蔵
チューナー:地上デジタル/BS・110度CSデジタルチューナー×2、地上アナログチューナー×1
映像入出力:HDMI出力×1、D4出力端子×1、コンポジット入力×3/出力×1、Sビデオ入力×3/出力×1
i.LINK×1、USB×1
本体サイズ:約幅430×奥行き334×高さ95mm、重量:約6.5kg
テレビ録画に徹した『BDZ-T70』『BDZ-T50』
BDZ-T70(想定実売価格16万円)とBDZ-T50(想定実売価格14万円前後)は、X90やL70の上記機能を省いたスタンダードモデルで、テレビの録画を主目的とするユーザー向けの製品だ。HDD容量は、T70が320GBでT50が250GBとなり、T50では最大80時間のハイビジョン番組の録画が可能。また、T50は地上デジタルチューナーとBS/110度CSデジタルチューナーが各1個となっている。ちなみに、そのほかの3機種はデジタルチューナーを2個搭載し、2番組同時録画が可能となっている。
- BDZ-T70
- HDD:320GB内蔵
チューナー:地上デジタル/BS・110度CSデジタルチューナー×2、地上アナログチューナー×1
映像入出力:HDMI出力×1、D4出力端子×1、コンポジット入力×2/出力×1、Sビデオ入力×2/出力×1
本体サイズ:約幅430×奥行き334×高さ95mm、重量:約6.4kg - BDZ-T50
- HDD:250GB内蔵
チューナー:地上デジタル/BS・110度CSデジタルチューナー×1、地上アナログチューナー×1
映像入出力:HDMI出力×1、D4出力端子×1、コンポジット入力×2/出力×1、Sビデオ入力×2/出力×1
本体サイズ:約幅430×奥行き334×高さ95mm、重量:約6.3kg