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デザイン一新のtype Cに注目!

ソニー、2007年秋冬モデルのノートパソコン新製品を発表

2007年09月03日 15時00分更新

文● 編集部 小西利明

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ソニー(株)は3日、“VAIO”シリーズの個人・家庭向けノートパソコン“type C”“type FZ”“type Stype Tの新製品を発表した。店頭モデルの価格は全機種オープンプライス。

華やかなデザインとなった type C

“type C”の各製品と専用キャリングケース
艶やかなカラーの天板で彩られた“type C”の各製品と専用キャリングケース

10~20代の若い世代をターゲットにして、2007年春モデルで登場したノートパソコン“type C”シリーズ。この秋冬モデルでは基本となるコンセプトはそのままに、デザインを大きく変更して、個人ユーザーの所有欲をそそるデザインとなった。“華やかさ”“私らしく”をキーワードにしたそのボディーは、女性に人気のクラッチバッグをイメージしたという、エッジが丸みを帯びた形状と、光沢のある天板を備えている。カラーバリエーションは4色で、女性的なものだけでなく、男性にも好まれそうなカラーも用意されている。カラーは天板だけでなく、壁紙や専用キャリングケース(VGP-CKC2シリーズ)も本体と合わせたカラーのものが用意されている(ピュア ホワイトのみケース別売り)。同じカラーの別売り光学式USBマウスも販売される。

『VGN-CR60B/R』と、キャリングケース『VGP-CKC2/R』
“ブレイジング レッド”のカラーをまとった『VGN-CR60B/R』と、キャリングケース『VGP-CKC2/R』
天板部分はこのように光沢感のある塗装となっていて、非常に鮮やかな印象を受ける 天板部分はこのように光沢感のある塗装となっていて、非常に鮮やかな印象を受ける
“インディゴ ブルー”の『VGN-CR60B/L』 天板の青は鮮やかで高級感がある
男性ユーザーに好まれそうな“インディゴ ブルー”の『VGN-CR60B/L』天板の青は鮮やかで高級感がある

デザインに関わる細かい改良もある。例えばキーボードの手前に当たる本体下部には“イルミネーションLED”と呼ぶライトが装備されており、液晶ディスプレー部の開閉に合わせてLEDが明滅するようになっている。また、爪の長い女性でも操作しやすいように、キーボードもキー同士の隙間が広く配置され、キーの側面も垂直にしているという。

搭載する液晶ディスプレーは、前機種の13.3インチワイドサイズから14.1インチサイズへと一回り大型化された(解像度は変わらず1280×800ドット)。それにともない本体のサイズも、幅と奥行きが約6mmほど大きくなっている(サイズの詳細は下記スペック欄参照)。重さは約2.49kg(VGC-CR60Bの場合)と、こちらも200g弱重くなった。もともと家庭内で据え置いて使うことを想定したノートであるので、デメリットにはならないだろう。

ハードウェア面では、CPUやグラフィックスチップ(GPU)が異なる2つのバリエーションが存在する。上位機種に当たる『VGN-CR70B/W』は、CPUにCore 2 Duo T7250(2GHz)を搭載し、GPUにもMobility Radeon X2300を搭載するなど、充実した性能を備えている。無線LAN機能もIEEE 802.11a/b/gに対応している。カラーリングはピュア ホワイトのみ

“ラグジュアリー ピンク”の『VGN-CR60B/P』 “ピュア ホワイト”の『VGN-CR70B/W』
“ラグジュアリー ピンク”の『VGN-CR60B/P』“ピュア ホワイト”の『VGN-CR70B/W』。ホワイトはほか3色と異なり、上位と下位のスペックのモデルがある

下位に当たる『VGN-CR60B/L』(インディゴ ブルー)『同/P』(ラグジュアリー ピンク)『同/R』(ブレイジング レッド)と『VGN-CR50B/W』(ピュア ホワイト)は、CPUにCeleron 530(1.73GHz)を搭載。GPUにはIntel GL960 Expressチップセット内蔵機能を利用する。無線LAN機能はIEEE 802.11b/gのみ。なお、CR60BとCR50Bにはハード/ソフト面での違いはなく、カラーリングとキャリングケースの付属の違いのみ(CR50Bには付属しない)となっている。

全製品がOSにWindows Vista Home Premiumを採用しているほか、『Office Personal 2007』をプレインストールしている。また、液晶ディスプレー上部に有効画素数約130万画素のウェブカメラ“MOTION EYE”(モーションアイ)を全製品が搭載している。

B.T.O.方式で注文可能な“VAIOオーナーメイドモデル”(以下VOMモデル)では、ハイスペックなCPUやHDDなどを選択できる。CPUは最高でCore 2 Duo T7800(2.6GHz)を選択可能なほか、HDDは最大200GBを選択できる。

お詫びと訂正:掲載当初、Hybrid HDDを選択可能と記載していましたが、実際には選択できません。ここに訂正するとともに、お詫びいたします。(2007年9月4日)

主な仕様と予想実売価格価格は以下のとおり。発売予定日は9月8日。VOMモデルの最小構成価格は10万5000円前後。

VGN-CR70B/W
CPU:Core 2 Duo T7250(2GHz)|メモリー:DDR2-667 1GB|グラフィックス:Mobility Radeon X2300
ディスプレー:14.1インチワイド 1280×800ドット|HDD:160GB|光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g
サイズ:幅335.1×奥行き249×高さ38.3mm|重量:約2.5kg|バッテリー駆動時間:約3.5時間|OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:18万5000円前後
VGN-CR60B/L、/R、/P、CR50B/W
CPU:Celeron 530(1.73GHz)|メモリー:DDR2-533 1GB|グラフィックス:Intel GL960 Expressチップセット内蔵
HDD:120GB|無線通信機能:IEEE 802.11b/g
重量:約2.5kg|バッテリー駆動時間:約3時間|それ以外の主な仕様はVGN-CR70B/Wと同等
予想実売価格:16万円前後(CR60B)、15万5000円前後(CR50B)

スペック強化・BDモデル拡充 type F

“VAIO type F”『VGN-FZ71B』
BD&HDMI搭載ノート“VAIO type F”『VGN-FZ71B』

2007年夏モデルで登場した(関連記事)新しい“type F”(FZシリーズ)は、秋冬モデルではCPU性能の強化を始めとする基本スペックの向上と、Blu-rayディスク(BD)ドライブ搭載モデルの拡充が図られた。

FZシリーズにはブラック+シルバーの筐体と、ホワイト+シルバーの筐体の2種類のカラーバリエーションがあり、スペック面でもブラックモデルにのみ記録型BDドライブ搭載機があるなど、差別化が図られていた。新製品ではBDをより手軽に楽しむことを主眼として、ホワイトモデルにBD-ROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブの機能も備える)を標準搭載した『VGN-FZ61B』がラインナップされた。本体が備える液晶ディスプレーはもちろん、本体左側面に搭載するHDMI出力端子経由で接続された大画面テレビに、BDソフトの映像を映して楽しむこともできる。

NTSC比90%の色純度を誇る、15.4インチワイドサイズ(1280×800ドット)の“クリアブラック液晶(ピュアカラー90)”を搭載する点や、キーボードの上側に円形のAVコントロール用ボタンを備えるといった特徴は、従来機種を継承している。店頭販売モデルは全機種がCore 2 Duoプロセッサーを搭載。4機種中3機種は、Core 2 Duo T7250(2GHz)とDirectX 10対応のGPU GeForce 8400M GTを備えるなど、性能面でも優れている。最上位機種の『VGN-FZ71B』の場合、これだけのスペックと記録型BDドライブを搭載しながら、予想実売価格は25万円前後とリーズナブルになっている。

『VGN-FZ61B』 BD-ROMドライブを搭載した安価なBDパソコン『VGN-FZ61B』

下位機種の『VGN-FZ31B』も、GPUこそチップセット内蔵型(Intel GM965 Express)だが、CPUにはCeleron系ではなくCore 2 Duo T7100(1.80GHz)を搭載している。日本メーカーのパソコンは、“下位機種と言えばCeleron”という傾向があるが、それらと比べると安価な下位機種でも充実した性能を備えている。ただし、FZ31BだけはHDMI出力端子を装備していない。また、ほかの4機種がIEEE 802.11n(ドラフト2.0)にも対応した無線LAN機能を内蔵するのに対して、FZ31Bのみ、11nには対応していない。

VOMモデルでは、最高でCore 2 Duo T7700(2.40GHz)が選べるなどCPUの選択肢が幅広く用意されているほか、メモリー2GBやHDD 300GBなど大容量を選択できる。また、フラッシュメモリーを内蔵して高速化を図る“Hybrid HDD”を選択することも可能だ。ホワイトモデルではよりリーズナブルな構成が可能で、液晶ディスプレーに安価な“クリアブラック液晶LE”を選択したり、CPUにCeleron 530(1.73GHz)を選択して安く構成できるようになっている。

主な仕様と予想実売価格価格は以下のとおり。発売予定日は9月8日。VOMモデルの最小構成価格は10万円前後。

VGN-FZ71B
CPU:Core 2 Duo T7250(2GHz)|メモリー:DDR2-667 1GB|グラフィックス:GeForce 8400M GT
ディスプレー:15.4インチワイド 1280×800ドット|HDD:200GB|光学ドライブ:記録型BDドライブ|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g/n
サイズ:幅355.8×奥行き254.4×高さ34.5mm|重量:約2.7kg|バッテリー駆動時間:約2.5時間|OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:25万円前後
VGN-FZ61B
HDD:160GB|光学ドライブ:BD-ROMドライブ|それ以外の主な仕様はVGN-FZ71Bと同等
予想実売価格:22万円前後
VGN-FZ51B
光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ|バッテリー駆動時間:約3時間|それ以外の主な仕様はVGN-FZ61Bと同等
予想実売価格:20万円前後
VGN-FZ31B
CPU:Core 2 Duo T7100(1.80GHz)|グラフィックス:Intel GM965 Expressチップセット内蔵
HDD:120GB|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g|バッテリー駆動時間:約3.5時間|それ以外の主な仕様はVGN-FZ31Bと同等
予想実売価格:18万5000円前後

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