大井川鐵道を撮るならここだ!
SLに乗ってゆっくりとした時間を味わうのもいいが、風景になじんだ機関車の写真を撮るのもこうした旅の楽しみのひとつだ。旅行の記念や写真コレクションに、とっておきの1枚を撮ってみよう! ここでは大井川鐵道の撮影スポットについて紹介する。
新金谷駅。自分が乗るSL以外も止まっていることがあり、撮影モチーフにはことかかない。写真は出発前、客車を連結する前のC11-227
川根温泉ふれあいの泉横。鉄橋を渡るSL全景を撮影することができる。曇り空だったため、露出設定が難しく、機関車がつぶれてしまった……。リベンジに来なければ!!
下泉駅と田野口駅の間にある中徳橋。川に沿ったカーブを走る機関車を橋の上から撮影できる。写真はSLが橋の近くまできたところ
千頭駅。終着駅なのでゆっくりと撮影することができる。到着すると乗客の撮影タイムが始まるが、しばらくすると誰もいなくなるので、その後ゆっくりと
プラザロコや温泉にも足を運ぼう
SLに乗ったり、その写真を撮るのも旅の目的ではあるが、せっかくなら現地の観光もしたいものだ。大井川鐵道周辺には様々な観光スポットがあるので、ここではいくつか紹介しよう。
新金谷駅前にあるプラザロコ。SL展示館、喫茶、おみやげコーナーなどがある
プラザロコの中に再現された古い駅舎。古い映画のポスターなども貼ってあり、雰囲気満点
川根温泉ふれあいの泉。露天風呂からは大井川を渡るSLを見ることができる。川根温泉笹間渡駅から徒歩約5分
今回は時間の都合で行けなかったが、千頭駅から井川駅までの奥大井を南アルプスあぷとラインが走っている。日本で唯一のアプト式区間のある路線。ダム湖上の半島にある奥大井湖上駅は絶景
千頭駅からバスで約40分ほどの山奥にある寸又峡温泉。日本一清楚な温泉保養地を目指しており、秘湯の雰囲気が漂う。大井川鐵道に乗るならぜひ行きたいところ
寸又峡温泉の奥にある大間ダムの上を渡る90mの吊り橋・夢の吊り橋。コバルトブルーの水面がとてもきれい……なはずなのだが残念。寸又峡温泉HPをみるとどのぐらいきれいだかわかるはず……。若い女性が橋の中央でお祈りをすると恋が叶うとか
寸又峡温泉の町営露天風呂“美女づくりの湯”。入湯料400円。コバルトブルーの世界は見られなかったが、温泉だけは堪能しよう
温泉の中の様子。美女づくりの湯というだけあって、肌がつるっつるになる。いままでいろいろな温泉に入ったがかなり上位に入る。つるつるになりすぎてすべって湯船にダイビングしてしまった……
日本には通年でSLが走る線路がまだまだある。次のページではほかのSL路線を紹介する。