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Forza Motorsport 2 特別連載 第1回

【Forza Motorsport 2 特別連載】

初めからすべてのコースを走れる“Arcade”モード

2007年05月15日 17時55分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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いよいよ来週の木曜日、24日に発売されるXbox 360用レースシミュレーターゲームソフト『Forza Motorsport 2』(フォルツァ モータースポーツ)。10日に体験版が配信されたこともあり、細かい作り込みの片鱗に驚愕しているユーザーも多いことだろう。ASCII.jpでは24日の発売に向けて、待ちわびている読者に何回かに分けて各モードの情報などを公開していく。

なお、記事作成に当たってプレイしているForza2は、開発途中のバージョンであり、製品版と異なる場合があります。

買ってきてすぐにコースを走れる“Arcade”モード

アーケードモード

すぐにコースを走れる“アーケードモード”

Forza2では、大きく分けて3つのゲームモードを搭載している。車を選んで好きなコースを走れる“Arcade”(アーケード)モード、選んだ車種を強化し、様々なレースを勝ち抜いて自分自身のレベルを上げていく“Career”(キャリアー)モード、Xbox LIVEを介したり、LANに接続し複数の360本体で対戦する“Multiplayer”(マルチプレイヤー)モードがあり、今回はその中でもベーシックモードと言えるアーケードモードについて紹介する。

アーケードモード内にも、“Exhibition”(エキシビジョン)、“Time Trial”(タイムトライアル)、“Free Run”(フリーラン)の3つのモードが用意されている。

Exhibition(エキシビジョン)

エキシビジョン

7台のAIとレースしてコースと車種をアンロックしていく“エキシビジョン”

エキシビジョンは、用意されたコースをクリアーしていくモード。“Nissan Speedway”といった簡単なオーバルコースから、難関コース“ニュルブルクリンク”までをひとつひとつクリアーしていくことになる。周回を終えた時点で1位から3位までを“ゴールド”“シルバー”“ブロンズ”と分けられ、順位に合わせて新たな車種がアンロックされる(使えるようになる)。

コース

コースは順番にアンロックしていく必要がある

レースカー

いきなりレースカーをドライブすることもできる

対戦AI

レースカーでドライブしたところ、対戦相手のAI名は“S.Motoyama”(本山哲)、“T.Coronel”(トム・コロネル)、“D.Ito”(伊藤大輔)、“R.Michigami”(道上龍)など日本のレースファンにもうれしい名前が!

アンロック

1位でレースを終了したところ、2003年にブノア・トレルイエ、井出有治がドライブし、第4戦、第8戦で優勝したチームインパルのカルソニックスカイラインほか、4~5台が一気にアンロックされた

ちなみにアンロックしないと使える車が全然ないのか、というとそういうわけではなく、初めから200車種以上を選択できる。また、ここでアンロックされた車は、アーケードモードおよびマルチプレイヤーモードでも選択できる。


Time Trial(タイムトライアル)

タイムトライアル

決められたコース、車種、目標タイムといった課題をクリアしていく“タイムトライアル”

タイムトライアルは、あらかじめ決められたコースと車種で、目標タイムをクリアーするモード。目標タイムよりも早く周回できればそのコースはクリアーとなり、そのとき使った車がアンロックされる。コースをクリアーする順番は決められておらず、どのコースからでも始められる。

タイムトライアルコース

目標タイムと使用車種がコースによって変わり、目標タイムより早く周回できればその車がアンロックされる

目標タイムは、ただ無難に走れば目標達成となる“ユルい”タイム設定ではなく、それなりに走りこまないと厳しい絶妙なタイム設定となっている。特に全長20kmにもおよぶ“ニュルブルクリンクを7分9秒で”という目標タイムは最後の難関となりそうだ。

ニュルブルクリンク

最後に待ち受けるのはドイツの“ニュルブルクリンク”。アップダウンの激しいこの難コースをポルシェのレースカーで7分9秒以内に周回できればクリアーだ


Free Run(フリーラン)

フリーラン

好きなコースを好きなだけ走っていられる“フリーラン”

フリーランは、エキシビジョンでアンロックされた車およびキャリアーモードで取得した車を選択して、すべてのコースを好きなだけ走れる、いわゆるタイムアタックモード。アーケードモード内でもおそらく一番長くプレイすることになるモードだろう。

コース

コースにカーソルを合わせると、そのコースのクラスごとのラップタイムが4位まで表示される

車

フリーランで利用できる車は、アーケードモード内でアンロックした車のほか、キャリアーモードで強化した車も利用できる

コースを周回して記録されたタイムは各クラスごとに集計されるほか、ほかのモードで記録されたタイムもすべて同一に記録される。今回は開発途中バージョンでXbox LIVEに接続できなかったため確認できなかったが、ローカルでのタイム比較のほか、フレンド間でのタイム比較、全世界でのタイム比較もできると思われる(前作でもこれらのタイム比較に対応していたため)。

Cランク(右)とBランク(左)の筑波サーキットのラップタイムランキング

また、フリーランに限らず、ほとんどのモードにも言えることだが、コース走行前にタイヤ空気圧やキャンバー角、ダウンフォース量などの設定ができるため、トライ・アンド・エラーをすぐに繰り返せるのもポイント。

チューニング

走行前にチューニングデータを設定できる。ただ、市販車の場合は変えられる項目が少ない

アーケードモードは、地味にコースを走るだけのモードと思われがちだが、これが意外と熱い。初めから選べる車が多いため、同じコースを同ランクの車、例えば「さっきはR32 GT-Rだったけど、今度はZ33。これはFRだからコーナーの立ち上がりのアクセルワークを気をつけないと」というように、それぞれの車の特性などがはっきりと分かれており、車をいろいろと変えて走っているだけでも楽しい。車好きなら、エキゾーストノート(排気音)の違いなども聴いていて楽しい点だろう。もちろんXbox LIVEに繋げていれば、フレンドが叩き出したトップタイムに向けて練習することもできる。

次回はForza2のキモとも言えるキャリアーモードについて紹介する。

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