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FeliCaが生き残るとは限らない 日本のモバイル決済が変わる日 ― 第15回

国内の電子マネー決済が便利になる一方で受けるデメリット

2016年11月30日 17時00分更新

文● 鈴木淳也(Twitter:@j17sf

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 世界中どこへ行っても使える国際ブランドのクレジットカードは非常に便利なものだ。煩わしい両替や小銭の取り扱いもなく、ただ買い物時にカードを提示するだけでいい。最近では英国のロンドン交通局(TfL)で非接触クレジットカードを使った支払いシステムである「オープンループ」が採用され、現地での交通系ICカード購入やチャージ作業の必要ない便利さが受けて利用が急増しているという。

 「みんながクレジットカード(もしくはデビットカード)を使うようになればいいのに」とカードを発行するイシュアや国際カードブランドは思っているかもしれない。また現金を持ち歩きたくない、もしくはいちいち財布から取り出したり、両替をして現地通貨を入手してまで支払いたくないという人もいるだろう。だが実際には小売店含め個々の事情があり、現金から電子マネー、他の決済システムまで、世の中にはさまざまな支払い手段が存在している。世界でのカード利用が広まったといわれる昨今だが、実際にはまだまだ現金決済比率が高く、カード決済はまだ多数派ではない。小売店は顧客獲得のため、さまざまな決済手段を受け入れるべく試行錯誤を繰り返している。日本編のその2は、このあたりの決済事情を技術面から見ていこう。

 日本編その1である前回の記事はこちら

東京駅と大阪の道頓堀の夜景

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