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連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第252回

ITフリーランスの9割「AI時代への対策を実践」/内部不正が上場企業の約4割で発生/“静かな退職”に2つの類型を発見、ほか

AI時代に対するITフリーランスの危機感、約9割が「具体的な対策を実践」/電子請求書受取サービス市場、2025年度は法令対応で高成長

2026年10月05日 08時00分更新

文● 末岡洋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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[AI][フリーランス][開発者] AI時代に対するITフリーランスの危機感、約9割が「具体的な対策を実践」(テックビズ、10月1日)
・ITフリーランスの約7割が「生成AI普及に危機感」、一方で「AI活用で自身の価値向上」を感じる人もほぼ同数
・約9割が「AI時代への具体的な対策を実践」、過半数が自己投資としてAI費用を負担
・AI時代に必要なスキル、「AIを活用する力」と「要件整理・ヒアリング力」がほぼ同数

 ITフリーランス395名を対象に実施した、AI活用に対する意識調査より。生成AIの普及によって、自身の仕事/キャリアに「危機感を感じる」人は66.9%に上り、危機感を感じる場面としては「求められるスキルの変化」(65.5%)が最多だった。また「生成AIによる環境変化を受けて、実践していることがある」とした人は88.9%に達した。AI時代に必要と考えるスキルは「AIを活用する力」(66.3%)がトップ回答だが、「要件整理/ヒアリング力」(65.1%)や「技術力/専門性」(64.1%)という回答もほぼ同程度で、AI活用力だけではビジネス価値にならないという認識もうかがえる。プロジェクト参画する企業からのAI活用支援について、「受けている」人は30.6%。求める支援内容としては「AI学習用コンテンツ」(46.8%)と「AI学習に関わる補助金/助成金」(46.1%)がほぼ同率だった。

 ⇒ 開発プロセス全体にAI活用が浸透し始めているなかで、自身の役割を再度見直す必要を感じているようです。もっとも、「危機感を感じる」人とほぼ同率の65.3%が「AI活用により自身の市場価値が高まった」、またAI費用を“投資”と考え自己負担する人も多いなど、フリーランスという立場の自由度の高さを生かし、能動的に働こうという姿勢もうかがえます。

生成AIの普及に対して「危機感」を覚えるITフリーランスは66.9%(出典:テックビズ)

危機感を覚える場面のトップ3(出典:テックビズ)

88.9%が生成AIの影響を受けて何らかの対策を実践(出典:テックビズ)

AI時代に必要だと考えるスキルのトップ5(出典:テックビズ)

[電子化] 電子請求書受取サービス市場、2025年度は法令対応で高成長 今後は経理業務省力化ニーズへ拡大(アイ・ティ・アール、10月1日)
・電子請求書受取サービス国内市場、2025年度は前年度比約28%増を記録
・電帳法の電子取引データ保存義務化、インボイス制度施行が主な市場成長要因
・2026年度も高成長を維持する見通し。2025~2040年度の年平均成長率は10.3%

 電子請求書受取サービスの国内市場は2025年度、前年度比27.6%増の370億円に達した。2026年度も引き続き高い成長率を維持する見通しで、2025~2030年度のCAGR(年平均成長率)は10.3%を予測している。電子帳簿保存法における電子取引データの保存義務化、インボイス制度の開始など法令対応を入口として導入した企業が、単なる請求書の保存/管理にとどまらず、内容確認/承認/会計処理まで、経理業務全体の省力化へとニーズが拡大しつつあるという。

 ⇒ 法令対応をきっかけとして、高度な効率化へと進む同市場。この先には蓄積したデータのAI活用なども考えられますから、紙ベースの業務からの脱却が急がれていると言えそうです。

電子請求書受取サービス市場規模 推移および予測(2024~2030年度予測)(出典:ITR)

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