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折りたたみiPhoneは「iPhone Duo」! iPhone 18 Pro&iPhone Duo徹底特集 第32回

Apple「iPhone 18 Pro」

iPhone 18 Pro実機レビュー。さすが20万円超え! バツグンの安定感

2026年09月18日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●ASCII

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 最新の「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」が9月18日に発売を迎えます。それぞれの実機を発売前に試す機会を得ました。ベースラインの価格が20万円を超えるiPhoneなので、2025年のiPhone 17 Proシリーズから進化したポイントも踏まえて、実機に触れた手応えをしっかりとレポートします。

アップル

iPhone 18 Pro(左)とiPhone 18 Pro Max(右)の実機を発売前に数日間試しました

外観は変わらずも、新しいカラバリを加えた4色展開に

 iPhone 18 Proシリーズのデザインは前世代のモデルから変更ありません。2025年のiPhone 17 Proシリーズの時点で大きくデザインを変えた直後ということもあり、外観についてはカラバリを全3色から全4色に増やすまでにとどまっています。アルミニウムのユニボディデザインも継承しています。

 筆者はiPhone 18 Pro Maxはブラック、iPhone 18 Proはグレイシャーのモデルを試しました。ブラックは、これまでにアップルが発売した「黒いProシリーズのiPhone」の中で、過去イチでブラックな色合いにしたそうです。確かに引き締まった印象を受けますが、アルミニウムの金属の質感とあいまって、輝き感もあるゴージャスなブラックという印象です。

 グレイシャーは淡く爽やかなブルーです。強い光を当てるとシルバーのようにも見えます。MacBook Airの「スカイブルー」に近い感じです。

 本体の重さはiPhone 18 Proが211g、18 Pro Maxが249g。iPhone 17 Proの206g、17 Pro Maxの233gから若干重くなっています。特にMaxは、片手持ち操作を続けるとなかなかの筋トレになります。大きな画面は魅力的ですが、そこそこ重いiPhoneであることを踏まえて、購入を検討する前にできれば実機に触れてウェイトを確かめてみることをオススメします。

アップル

iPhone 18 Pro Maxの重さを計測。249.4g。iPhone Proシリーズの中で最も重かったiPhone 14 Pro Maxの240gを超えました

 最先端の2nmプロセスノードで製造されるAppleシリコン「A20 Pro」の搭載や、トリプルレンズ構成のメインカメラはiPhone 18 Proシリーズで共通です。各モデルの差分を踏まえたうえで「大画面と電池持ちを優先するならMax」「携帯性を含むバランスを重視するなら6.3型のPro」が狙い目です。

A20 Proを長く速く動かす内部設計

 iPhone 18 Proシリーズが搭載するA20 Proを、少し深掘りします。6コアCPU、7コアGPU、デュアル16コアNeural Engineを搭載します。メモリー帯域幅もA19 Proから50%拡大しました。AIやゲーム、映像処理を高速化するだけでなく、高い性能を長時間維持するための内部設計が大きく変わっています。

 iPhoneとして初めて16コア構成を2系統備える「デュアル16コアNeural Engine」を搭載したことも注目に値します。Neural Engineは合計32コアとなり、アップルによればAI処理能力はA19 Proの2倍に到達します。その効果は主にオンデバイスAIモデルと、コンピュテーショナルフォトグラフィーの高速化に結びつきます。

アップル

2nmプロセスノードを採用するA20 Proを搭載

 A20 ProのパッケージはMac向けMシリーズに着想を得て、シリコンダイとメモリーを上下に重ねず横に並べました。さらにA20 Proをロジックボードの上面に配置。メモリーを主要な熱経路から外し、チップの熱をベイパーチャンバーへ効率よく伝える内部構造としています。

 ベイパーチャンバーとは内部に少量の液体を封入した、薄い金属製の放熱部品です。チップの熱で液体が蒸発し、広がった蒸気が冷えて液体に戻る循環を利用して、一点に集中する熱を広い範囲に拡散します。iPhone 18 Proでは、その表面積をiPhone 17 Pro比で約3倍に拡大しました。

 さらにA20 Proとの間には、フォームをグラファイトと金属で包んだ「metal-over-foam」と呼ばれる熱伝導材を置き、圧縮性によって両者を密着させることで効率よく熱を伝えます。

アップル

熱拡散効果を高める最新のベイパーチャンバーを採用しました

 内部の脱イオン水を独自のウィック構造で循環させるベイパーチャンバーは、放熱部品であると同時に、バッテリーやロジックボードを支える構造部品としての役割も兼ねています。

 アップルによれば、この新しい熱管理システムにより持続性能はiPhone 17 Proから最大40%向上したといいます。ゲームや長時間のビデオ撮影では発熱による性能低下をどこまで抑えられるかが重要です。

 そこで、今回はApple Arcadeで配信されているレーシングゲーム「Sonic Racing」を、同じ室温の屋内環境でiPhone 18 Proと17 Proにより交互にプレイしました。18 Proは開始から約15分で本体がほんのりと温まってきました。17 Proはもう少し早く7分前後から熱を持ち始める感覚がありました。一方、30分後もゲームの動作は両機種とも滑らかです。より長時間プレイすると差が現れてくるのかもしれません。

アップル

Apple Arcadeのゲームを試遊。放熱性能が向上したiPhone 18 Proの実力を試しました

 表面温度やフレームレートを測定した厳密なベンチマークではありませんが、iPhone 18 ProはiPhone 17 Proより発熱の立ち上がりが穏やかに感じられました。今回のテストでは処理性能の差よりも、長く手に持ちながらプレイする際の快適性に、新しい熱設計の効果を感じました。

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