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グーグル「Pixel Watch 5」
AndroidユーザーならPixel Watchを選べ! 決済もヘルスケアもAIも全力で使えるスマートウォッチを試してみた
2026年09月12日 22時00分更新
Pixel Watch 5を購入する3つのメリット
ポイント(1):手首を上げて話しかけるだけでAIが動く
これまでのスマートウォッチの音声操作は、ボタンを長押ししてから話す必要があり、正直なところ面倒くさくて使わなくなってしまいました。Pixel Watch 5は「Raise to Talk」に対応し、ウォッチをつけた腕を上げて口元に近づけ、話しかけるだけでグーグルのGeminiが動きます。「ランニングを始めて」「10分のタイマーをかけて」はもちろん、Gmailの予約メールの内容を読み上げてもらうこともできます。指を2回つまむ動作で操作する「ダブルピンチ」にも対応するので、片手がふさがっているときにも使えます。
また、スマートフォンが手元になくても、時計の中のAIが最低限の受け答えをしてくれます。さらにPixel 11シリーズと組み合わせると「Gemini Intelligence」が使え、こちらから聞かなくても次の予定などを先回りで表示してくれます。文字盤に必要な情報が自動で並ぶ「At a Glance」も今後加わります。
ポイント(2):走った道がきれいな線で残るGPS
ランニングや自転車で走った道を記録したとき、ビルの多い場所だと線がぐにゃぐにゃに曲がってしまうことがあります。これはGPSの電波が建物のせいでうまく測位できてないからです。
Pixel Watch 5は、グーグルが持っている建物の3Dモデルの情報と、大気のずれを補正するデータを組み合わせ、AIで位置を計算し直します。グーグルによると、位置情報の正確さは前モデルの約2倍とのこと。実際に駅前の高層ビルの間を走ってみたところ、たしかに線のズレがほとんどなくなりました。
これなら、走ったあとに地図を見返すのが楽しくなりますし、地図アプリでナビを使うときも、迷いにくくなりました。走る人、歩く人には一番効いてくる進化です。
ポイント(2):AIコーチが付き、秋には健康機能がもう一段増える
「Google Health Premium」という月額サービスに入ると、Geminiを使った専用のコーチ機能が使えます。運動や睡眠の記録をもとに、その日にやるべきトレーニングを提案してくれますし、疲れが抜けないといった健康に関する相談にも24時間いつでも答えてくれます。料金は月1580円からで、Pixel Watch 5には3ヵ月分の無料お試し期間があります。
ウォッチ側の計測機能も進化していて、眠りの深さを見分ける精度は15%上がりました。加えて、2026年秋のアップデートで「Health Guardian」が提供される予定です。血管にかかる負担、体のエネルギーの使われ方、寝ている間の呼吸の状態を、月単位の傾向としてまとめて見せてくれます。一日ごとの数字に一喜一憂せず、長い目で体調の変化に気づけるという考え方です。体調の変化が気になったら、健康診断に行きましょう。
購入時に注意するべきポイント
ポイント(1):電池は「二泊」までは安心できない
バッテリーは45mmモデルで最長40時間、41mmモデルで最長30時間です(画面を常に表示した状態)。省電力モードにすればそれぞれ72時間、48時間まで伸び、15分の充電で15時間ぶん回復する急速充電にも対応しています。
数字の上では丸二日使えるように思えますが、睡眠の記録まで続けると、2日目の夜には残量が心細くなります(夜中のうちに電池が切れて、睡眠計測できてなかったなんてことも)。結局「毎晩ではなく、風呂に入るときに少し充電する」といった工夫が必要でした。着けっぱなしで測る機能が増えているぶん、電池持ちはもうちょっと伸びてほしいです。
ポイント(2):見た目の変化は小さく、iPhoneでは使えない
GPSの精度やAIまわりは確実に進化していますが、外から見た印象は前のモデルとほとんど変わりません。サイズも画面の明るさも同じで、並べて置いたら見分けるのは難しいでしょう。前モデルを使っている人が、新しさを求めて買い替えると物足りないかもしれません。
もう一つ大事なポイントは、Pixel Watch 5はAndroid 12以降のスマートフォン専用ということです。iPhoneとは組み合わせて使えないので、iPhoneに移る予定がある方は気をつけてください。逆にApple WatchもAndroidスマホでは使えません。
また、決済機能についても、タッチ決済で使えるクレジットカードはApple Watchと比較しても極めて限定的です。自分が使っているカードが対応しているかは、よく調べてから購入を検討してください。
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