「触れる場所」は2.6倍に、さらに4キャリアへ Galaxyが広げた“接点”
確かに、折りたたみのスマートフォンや韓国や国内のドラマで登場人物が持っているというシーンが増えてきた。また、インフルエンサーがSNSで紹介する機会が増している。しかし、実際に友人が持っているということも少ない中、サムスン電子では家電量販店などにGalaxyを直接体験できるスタジオを展開。海外で発表会が行われた翌日には実際に手に取って体験できる場所を増やしてきた。
もうひとつ、サムスン電子が強化してきたのがキャリアとの関係性だ。
数年前まで、Galaxyといえば、NTTドコモとKDDIのみが扱ってきたが、昨年はソフトバンク、今年からは楽天モバイルがラインナップとして久々に取り入れることとなった。4キャリア体制になったことで、各社でGalaxyを呼び水にした「顧客獲得合戦」が勃発した。
テレビCMもサムスン電子が出すだけではなく、各キャリアによる独自のCMが流れるようになった。
小林氏は「メーカーが出すCMはどうしても製品が出たというアナウンスだけで終わってしまう。これだけだと、はじめから製品に興味がある人にしか届かず、そうではない層にはスルーされてしまう。しかし、キャリアがCMでうちの一推しとメッセージを発信してくれると、ユーザーは製品を自分事として捉えてくれるようになる。CMの最後にキャリアのサービスなどを紹介することで、購入への心理的なハードルを下げることができる」と語る。
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