いまや、片手持ちで気軽に撮れるのにブレないし、高画質で大人気のOsmo Pocketシリーズ。ジンバルカメラという新しいジャンルを創出して、今や観光地へ行くとこれを手にした観光客を見ないことはないというレベルだ。
もともとVlog用途がメインだったのでカメラは広角オンリーだったのだけど、とうとう「二階建てカメラ」のOsmo Pocket 4Pが誕生したのだ。
スマホがデュアルカメラ化で撮影範囲を拡げたように、ジンバルカメラも望遠カメラを追加することで、より何でも撮れるカメラに進化したのだ。ジンバルというのはセンサーで手の動きやブレを検出し、内蔵するモーター(たいてい3つ)がそれを打ち消すように動くことで、常にカメラを水平に保ち、ブレのない滑らかな映像を撮れる機構。
そのジンバル機構とカメラが一体化したのがジンバルカメラだ。ジンバルカメラという呼称は耳慣れなくても、Osmo Pocketを見れば「ああこれのことか」と思う人多いに違いない。動きながら撮ってもブレない以外に、ジョイスティックを使ってモーターを動かすことで撮影アングルも自在に変えられる。
この望遠カメラが猫撮りにも良さげだったので、まずはいつもの「保護猫シェルターqueue」へ遊びに行ってきたのだ。
ためしに歩いている猫を追いながら撮ってたら、いきなり不穏なことに! 貫禄のチャトラ「だいすけ」が歩いている姿を4Kで動画を撮りながら追ってたら、キャットタワーの上にいるハチワレをいきなり威嚇。うなり声をあげて喧嘩をはじめそうだったので、撮影を中断して引き離しましたとさ。いきなりの撮影がこれだとは。
ちなみに、冒頭写真はのしのしと歩く「だいすけ」。
このOsmo Pocket 4P。スマホのアプリ上で4K動画から写真をぱっと切り出せるのが便利なので、その機能を使っております。
このキャットタワー、よく見ると一番上にハンモックがあり、ぷくんと膨らんでいる。実はこんな一触即発の状況ながら、気にせずハンモックでくつろいでる猫もいたのだ。腕を伸ばしてカメラ部を少し下に向けて、どの猫がいるのかなと覗いたのがこちら。カメラ部をスティックで自由に動かせる。
だいすけも寝てるときは可愛い。キャットタワーのフチに顎を乗っけて顔を少しはみ出させて寝てたので、スティックを使ってカメラを上に向けてローアングルショット。
次はひとなつこい子猫だってことで、左手にOsmo Pocket 4Pを持って録画しながら子猫を撫でるのである。
そしたら、カメラが気になったのか、手を振りほどいてにゅっと顔を出し、左右の手(いや前足)でピシッピシッと攻撃!
うん、何でも気になるお年頃だよねえ。とりあえず何だろうって手を出したくなるのだよね。ジンバルカメラってカメラ部が微妙に動くし。
大きいカメラの大きいレンズだとこわがる猫も、これならこわくない……らしい。ちなみに、広角側のカメラは20cm、望遠側のカメラは30cmまで寄れるから結構アップで撮れる。これがまたいい感じに撮れるので、それは次回に。
Osmo Pocket 4Pってカメラを2階建てにしたことで、歩きながらVlog的にも撮れるし、自撮りもできるし、そのうえ望遠に切り換えれば猫も撮れるという、今一番幅広くカジュアルに使えるビデオカメラなんじゃないかと思うのである。
■Amazon.co.jpで購入
-
古地図と地形図で発見!鎌倉街道伝承を歩く荻窪 圭山川出版社
■Amazon.co.jpで購入
-
東京「多叉路」散歩 交差点に古道の名残をさぐる荻窪 圭淡交社
■Amazon.co.jpで購入
-
古地図と地形図で楽しむ 東京の神社 (知恵の森文庫)荻窪 圭光文社
筆者紹介─荻窪 圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第980回
デジカメ
機動力こそ正義。ソニーの「α7C II」と高倍率ズームで狙う、一瞬の猫ドラマ -
第979回
スマホ
【奇跡の1枚】2026年上半期の「自由すぎる地域猫」ベストセレクション -
第978回
スマホ
ソニー「α7R VI」は遠くの猫もトリミングでバチピン! 高画素と爆速を両立させたおそるべき実力 -
第977回
スマホ
単焦点コンデジはもう古い!? ズーム搭載の最新LUMIX「L10」が猫撮影の常識を覆す -
第976回
スマホ
黒猫は赤で撮れ! α7C IIと最新iPhoneで暴く、性格が真逆すぎる兄弟猫のリアルな日常 -
第975回
スマホ
「あゆは、ブレない」を覚えているか? LUMIX 25周年、デジカメ老人会感涙の猫スナップ大発掘 -
第974回
スマホ
Xperia 1 VIIIは望遠カメラが神進化! 警戒心ゼロの距離で撮る極上猫スナップ -
第973回
デジカメ
這いつくばらなくてOK! OPPOの折りたたみスマホ「Find N6」の半開きローアングルが猫撮りに最強な理由 -
第972回
デジカメ
パナソニック「DC-TX3」はスマホと一眼の間をいい感じに埋めてくれる本格猫撮りコンデジだ! -
第971回
デジカメ
スマホじゃ撮れない絶妙な距離感! 「LUMIX DC-TX3」のズームで描く猫と青空の風景 - この連載の一覧へ



























