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ZEFT R65YBの魅力をインタビュー

次世代でも、次々世代でも戦える!?Ryzen 9 9950X3D2&RTX 5070を搭載するASRock尽くしのド安定ゲーミングPCはクリエイティブな作業もどんとこい

2026年07月22日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社セブンアールジャパン

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マザーボード屋が考えた簡易水冷クーラーに注目

――「Phantom Gaming 360 LCD」の特徴も教えてください。

真重氏:ヘッド(水枕)に3.4インチの液晶を搭載した簡易水冷クーラーで、ハイエンド向けのモデルです。CPUヘッドへの冷却液の流路距離を短縮しつつ全体へ均一に分配し、温度のムラを抑えたあたりにかなりこだわりを感じました。

ZEFT R65YB

ASRockの簡易水冷クーラー、Phantom Gaming 360 LCD

原口氏:簡易水冷クーラーについては、冷却液の蒸発によるトラブルが怖いというお客様が少なくありません。ASRock製品では24時間CPUに100%負荷をかけた状態でも水温が60度以下でした。その水温が60度になる環境で10年以上使っても冷却液の影響で冷却性能が維持できるよう、極限まで耐久性の確保を行いました。そのほか、ホースは自動車グレードのものを採用するなど、さまざまな工夫を行っております。

ZEFT R65YB

ラジエーターはトップパネル側に設置している

――このクーラーはヘッドにもファンを搭載しているのですね。

原口氏:液晶画面の下にファンが搭載されていまして、CPUの水枕だけでなく、マザーボードのVRMも冷却する機構になっています。弊社はマザーボードがメイン事業の1つですので、やはりマザーボードをより安定させて動かすにはどうすればよいかと考えたときに、CPUクーラーによる冷却も必要と考えた次第です。

ZEFT R65YB

ヘッドにもファンを搭載することで、CPUソケット周囲のVRMも冷却できる

――ラジエーターのファンではなにかこだわりがございますか?

原口氏:ラジエーターのファンは回転数を0rpmに設定して完全に止めることもできます。また、「0dBサイレントクーリングテクノロジー」という機能により、アイドル時にはファンの回転を自動停止するのですが、この機能自体を無効にすることもできます。お客様の中には、アイドル時でもPCケース内のエアフローを考慮すると、ある程度の回転数は維持したいと考える方もいらっしゃいまして、そういった要望に応えた形となっています。

――確かにファンの回転が停止することに不安を覚える人は一定数いますね。

原口氏:この0dBサイレントクーリングテクノロジーは、もともとビデオカードのGPUクーラーで採用していた技術でして、それをCPUクーラーに応用した形となります。

ZEFT R65YB

マザーボード屋が開発したCPUクーラーであること説明する原口氏

――実際にZEFT R65YBを動かしてみていかがでしたか?

中條氏:まず気になるCPUの温度は室温25度の環境で、「OCCT」のCPU Extremeと、「Cinebench 2024」の2つのテストを行いました。前者は60分間、後者は30分間実行し続けましたが、CPUの温度は80度前後に収まり、しっかり冷却できている印象です。さらに、これは主観になってしまうんですが、このCPUクーラーはかなり静かでした。ファンの回転数は80%ほどだったのですが、それでも静かだったので、静かなPCをお求めのお客様に、このZEFT R65YBはオススメできると思います。

ZEFT R65YB

CPUクーラーは静かだと語る中條氏

原口氏:実はこのラジエーターファンは、「ストライプドリングファン」という設計を採用しています。これは、ブレード上に線状の突起物(ストライプ)がある独特な形状をしていまして、ブレードがバリアリングと一体化した構造となっています。これにより、横方向の気流を強化し、フィンの奥深くまで風を届けることで、ラジエーターの冷却効率をさらに高めています。

――それも御社のビデオカードでよく耳にするワードですね。

原口氏:はい。こちらもビデオカードで培った技術を活かした形です。また、このファンは動作音のほか、周波数も配慮しています。そのため、同じデシベル数であっても、弊社の製品のほうが静かに感じる方が多いかもしれません。そのため、このファンの単品販売を望まれるユーザーさんの声が多く、本社と調整させていただいている状況なので、しばらくお待ちください。

――ビデオカードで培った技術がCPUクーラーに活かされるのはおもしろいですね。

原口氏:ビデオカードもエアーをどのようにフィンに通すかが非常に重要になってきますので、それをCPUクーラーのラジエーターにうまく転用したいねということで、今回のPhantom Gaming 360 LCDが産まれています。メーカーさんによっては、マザーボードやグラフィックスカードなどそれぞれのパーツ開発は縦割りなところが多いのですが、弊社はそのあたりが割とシームレスに技術の共有が行われ、ほかの製品でも活かしやすい環境となっています。

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