ZEFT R61SBCの魅力をインタビュー
COSMOS ALPHAを採用する約190万円のウルトラハイエンドゲーミングPCが爆誕、紆余曲折あったCOSMOSシリーズの技術的継承と仕切り直し
2026年05月24日 10時00分更新
――この頃のCOSMOSは現在のモデルに比べて面影は感じますが様相はわりと違いますね。
Jeff氏:2012年に発売した「COSMOS II」でサイズが1.5倍ほどになり、現在のCOSMOSと似た外観になってきます。サイズを大きくした理由ですが、当時はビデオカードのサイズが大きくなってきていたほか、HDDを何台も搭載するといった使い方が増えてきていました。フラグシップモデルであれば、そういった使い方にも対応する必要があると感じ、サイズを大きくした次第です。
中嶋氏:弊社でも2012年からCOSMOS IIの取り扱いをはじめまして、Cooler Masterさんとはかなり長いお付き合いになっています。当時から、COSMOS IIはお客様に好評を博していたのを覚えています。
Jeff氏:そこからは新商品の期間が空いた時期もあったりしましたが、研究開発は行っていました。「Master CONCEPT 1.0」という一般販売されてないモデルがあったりします。PCケースのモジュラー化をコンセプトにしており、ユーザーが好きなようにPCケース自体を組み立てるというものです。試作機を用意して、海外から改造や組立系で著名な人を台湾本社に招いて使ってもらったりしました。
――周年モデルの発売がありましたよね。
Jeff氏:そうです。2017年に「COSMOS Ⅱ 25th Anniversary Edition」、2018年に「COSMOS C700P」を発売しました。当時はゲーミング需要が高くなっていることもあり、とくにCOSMOS C700Pは多くのユーザーに受け入れられました。
――このあたりになると、今回のCOSMOS ALPHAと近い部分を感じますね。
Jeff氏:25th Anniversary EditionやCOSMOS C700Pでは、サイドパネルに曲面ガラスを採用していまして、当時ではかなり珍しい技術で開発したのですが、これはCOSMOS ALPHAにも継承されています。また、上面の取っ手もデザインで違和感がないようにフレームと一体化したのもこの頃です。また、ビデオカードを縦でも横でも搭載できる点は、モジュラー化で得た技術が反映された結果です。
――ちなみに、モジュラー化で強度はどうやって確保したのですか?
Jeff氏:エンジニアがスチールやアルミニウムといった材質の違いを含んだうえで、厚みを計算して強度を確保しています。
――それでは最新モデルとなるCOSMOS ALPHAの特徴を教えてください。
Jeff氏:COSMOS ALPHAでは「FreeForm 2.0」を採用しています。これは先ほどのモジュラー化のDNAを受け継いだ構造で、MasterFrame 500でも使用している技術です。ファンの位置を変えたり、マザーボードベースをスライドさせたり、電源ユニットを上下どちらでも搭載可能だったりと、柔軟にカスタマイズできるデザインとなっています。さらに、360mmサイズのラジエーターは上面と底面、それに側面と3基搭載できるようになっているほか、200mm角のファンが上面に2基、底面に2基、前面に2基と最大6基装着できます。
――フロントパネルのインターフェースは、前モデルと比べてUSB Type-Cが2基に増えてますね。
Jeff氏:そうなんです。スマートフォンをはじめとして、USB Type-Cの需要が高まっていますので、それに対応した形です。対応デバイスをお持ちであれば、より使いやすくなっていると自負しています。
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