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商談内容から課題や予算、決裁構造などAIが情報を取得・構造化し蓄積、AIネイティブCRM「Frictio」リリース

 株式会社SYSLEAは3月31日に、AIネイティブCRM「Frictio(フリクシオ)」の正式提供を開始した。営業活動における顧客との対話から課題や予算、決裁構造といった商談で重要な情報をAIが自動で抽出・分類して蓄積し、組織のナレッジとして活用可能にするという。

「Frictio」では、従来のCRMでは記録できなかったという会話の文脈(顧客の本音、課題の背景、競合への言及、意思決定の温度感など)を、AIが自動で取得し構造化して蓄積する。これら蓄積された情報をもとに、AIエージェントがCRM更新やフォローアップなどの業務を自律的に実行。SalesforceやHubSpotなど既存のCRMとも連携して、「結果を記録するシステム(System of Record)」を、「AIが行動するシステム(System of Action)」へ拡張するという。

「Frictio」はデータの流れに沿った3つのコア機能(Capture、Contextualize、Agent)と、既存業務フローへの接続を担う連携・拡張機能で構成されているとのこと。顧客とのコミュニケーションから重要なデータを自動で取得(Capture)し、CRM上の構造化データとして整理(Contextualize)して、AIエージェントが自律的に実行(Agent)するまでの一連のワークフローをシームレスに実現するという。

 同社によると、営業の現場では担当者が顧客と向き合う時間よりもデータ入力や資料作成などの事務作業に多くの手間と時間がかかっているという。その結果、従来のCRMに残されるデータは「結果(ステータスや金額)」が多く、顧客の生の声や課題の背景、競合情報といった、AI時代に価値の高い「コンテキスト(文脈)データ」はシステムに記録されず、個人の暗黙知として散逸しているのが実態だと指摘する。

 同社では「Frictio」を通じて、現場におけるデータ入力負荷や従来のシステム運用業務の負担を軽減するとともに、マネジメント層の意思決定に必要な客観的データを常に最新の状態で提供するとしている。また、事業展開の加速を目的に、ジャフコグループ(JAFCO)をリード投資家とした第三者割当増資に加え、日本政策金融公庫のベンチャーデッドによって、シードラウンドで6.1億円の資金調達を実施したという。

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