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連載:今週の「ざっくり知っておきたいIT業界データ」 第227回

市場トレンドやユーザー動向を「3行まとめ」で理解する 3月21日~3月27日

AIエージェントで変わる世界の政府、日本は出遅れ/新卒IT技術者、女性比率が28%に上昇/40代は“新着アプリ”を入れない?、ほか

2026年03月30日 08時00分更新

文● 末岡洋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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[購買管理] IT化が遅れてきた調達業務に変化、2024年度の国内購買管理市場は2割以上成長(アイ・ティ・アール、3月24日)
・IT化が遅れてきた調達業務に変化、2024年度の国内購買管理市場は23.8%成長
・さらに、2024~2029年度の年平均成長率予測はそれを上回る
・調達業務の効率化、調達コスト削減、コンプライアンス強化などが後押し

 企業/サプライヤー間の購買業務に関連した情報の管理や共有(サプライヤー探索、ソーシング/プロキュアメント、カタログ管理、発注/研修/請求など)を行う製品/サービス市場の規模予測。製造業をはじめとする多様な業種で、調達業務の効率化、コスト削減、コンプライアンス強化などを目的に、購買管理の重要性が高まっている。これまでIT化が遅れていた調達業務だが、近年はDX推進やシステムのクラウド化、AI活用拡大などを背景に、デジタル化投資が加速しており、市場は中長期的に拡大していく見込み。2024~2029年度の年平均成長率は24.1%の予測。

 ⇒ 世界の先行きの不確実性や地政学リスクが高まる中で、調達/購買業務では単なる業務効率化だけでなく、サプライチェーンのレジリエンス(回復性)強化、購買コストの低減にも継続的に取り組む必要があります。デジタルシステムへの投資はそうした課題の解決に寄与するため、継続的な成長が見込まれます。

購買管理市場規模推移および予測(出典:ITR)

[消費者] 40代のモバイルアプリ利用傾向を調査、「利用アプリ数が多い」「新しいアプリは使わない」が特徴(フラー、3月24日)
・40代のアプリ利用傾向、1ユーザーあたりの月間利用アプリ数は平均50.6個
・リリースが直近1年以内のアプリを1つも利用していない割合は、全年代で最多
・アプリのカテゴリでは「フード&ドリンク」「ショッピング」が全世代平均を上回る

 アプリ市場分析サービスのデータから、「40代(1977年~1986年生まれ)」のスマートフォンアプリ利用実態をまとめたレポートより。40代の月間アプリ利用個数は、全世代平均(49.2個)を上回る50.6個。カテゴリ別の利用個数では、生活に密着した「フード&ドリンク」「ショッピング」などが全世代平均を上回る一方で、「仕事効率化」や「ニュース&雑誌」は全世代平均をやや下回った。直近1年以内にリリースされたアプリを「1つも利用していない」割合は40代が最も高く、46.5%を占めていた。

 ⇒ フラーでは、40代を「スマートフォンの普及期から現在までのデジタル変遷を経験してきた世代」と表現しています。全世代平均と大きな差があるわけではありませんが、既存アプリを幅広く使いこなす一方で、新しいアプリへの挑戦には慎重な姿勢も持つという、“デジタルネイティブではない世代の特徴”が表れているようです。

40代のアプリ利用傾向。ユーザー1人あたりの月間アプリ利用個数は全世代で最多(出典:フラー)

1日の時間帯別スマートフォン利用率。全年代平均と同程度かやや高い水準で推移。昼の12時、および19時から21時にかけては70%以上に達する(出典:フラー)

直近1年以内にリリースされたアプリの利用個数(出典:フラー)

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