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人のブラウザ操作をAIが解析しワークフローとして構築・実行、業務を自動化するブラウザ自動化ツール「Copelf」リリース

 コーレ株式会社は3月10日に、人がブラウザで作業する操作画面の録画をアップロードすることで、AIが操作手順を覚えて業務を自動化するというブラウザ自動化ツール「Copelf(コペルフ)」をリリースした。

 同社によると、多くの企業がAIによる業務自動化を目指しているが、システムの連携不足や運用ルールの属人化、プロンプト設計の専門ノウハウ不足に加え、前提となる業務プロセスの可視化と整理ができていない、といった状況がボトルネックになっているという。

 こうした課題の解決に向け、「Copelf」ではユーザー自身が「自分のやり方」を録画してAIに伝える直観的なアプローチで、柔軟な自動化の実現を図るという。ユーザーがブラウザで行っているWebでの作業を録画してアップロードすることで、AIがその操作手順を解析し、再現可能なワークフローとして構築・自動実行する。プログラミングやプロンプトの構築は不要で、ブラウザ業務を自動化するという。

 利用の流れは、ステップ1:Web業務を録画してアップロード、ステップ2:AIが動画を解析し、操作手順を業務手順書のように言語化してワークフローを構築、ステップ3:構築されたワークフローに従い、AIエージェントがブラウザを自動操作。

 一度きりの作業代行ではなく、画面を往復するコピー&ペーストの連続作業や数百パターンのキーワード調査など、少しずつ条件を変えながら繰り返す作業にも対応。完全に同一の操作だけでなく、微調整を伴う繰り返しも自動実行が可能だという。

 また、業務プロセスには「あまり考えなくてよい単純作業」と「判断を伴う知的作業」があるものだが、「Copelf」では作業の難易度に応じて推論レベルを自動的に切り替えるとのこと。単純作業では高速に、知的作業では慎重に処理を進めるという。加えて、重要な判断ポイントや手作業で対応したい部分では、自動処理を一時停止可能。担当者が介入し、確認できる仕組みを標準で搭載。安全性を確保しながら自動化を進められるとしている。

 同社では、AIエージェントに対して業務手順を伝達するための汎用的なAgenticワークフロー指示構文「Agentic Workflow RITSU」を開発。「Copelf」では、この構文を中核技術として採用し、録画から解析されたワークフローは「RITSU」に基づいて構造化することで、AIエージェントが高い再現精度でブラウザ操作を実行するとのこと。「RITSU」は特定のツールに依存しない構文仕様として設計されており、「Copelf」以外のAIエージェントやワークフローツールにも適用可能だという。

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