アビームコンサルティングとGXコンシェルジュ、SSBJ対応を起点にサステナビリティ経営を実現する包括的支援サービスの第三弾、「サステナビリティ機能高度化サービス」を提供開始
株式会社GXコンシェルジュ
サステナビリティ経営の意思決定を支える、機能・業務・IT・内部統制の再設計を支援
アビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下アビームコンサルティング)と株式会社GXコンシェルジュ(本社:東京都千代田区、CEO/COO:栗林 亘、CSO/CTO:豊嶋 修平、以下 GXコンシェルジュ)は、サステナビリティ情報開示基準(SSBJ)への対応を起点に、企業のサステナビリティ経営を実現する包括的支援サービスの第三弾として「サステナビリティ機能高度化サービス」の提供を開始しました。本サービスは、サステナビリティ経営の実装に必要な「機能(役割・権限・意思決定プロセス)」「業務(BP・非財務決算)」「IT(データ基盤)」「内部統制(IT統制、業務処理統制)」を一体で再設計・整備し、法定開示対応とサステナビリティ経営の高度化の両立を支援します。これまで提供してきた第一弾・第二弾の支援で明らかになった課題を踏まえ、制度対応にとどまらず、意思決定に活かせる実装可能な経営基盤として構築・運用できる状態まで伴走します。
■背景
2027年3月期以降、SSBJ基準の段階的な適用に向けたロードマップが示されており、サステナビリティ情報の開示においては、セーフハーバー・ルールや限定的保証の導入を見据えた開示手続・内部統制の整備が実務上の重要テーマとなりつつあります。とりわけ将来情報や第三者から取得するデータ(例:Scope3の算定における第三者データや見積り)については、前提・入手経路・推論過程の明示が求められます。
こうした開示・保証対応の高度化が進む一方で、サステナビリティ情報をいかに経営の意思決定や価値創出につなげるかが重要な経営課題となっています。そのためには、関連部門が自らの役割を果たしながら、施策の成果を継続的に創出し、データ・ITを活用して施策効果を分析し、経営の意思決定に反映させる仕組みが不可欠です。
加えて、2027年からの制度導入を見据え、2026年は本格運用に向けて具体的な対応を推進する局面であり、継続的な制度対応と経営としての効果発現の両立に向けては、ナレッジの承継や社内の機能・業務の定着化も重要な課題になります。
■課題
サステナビリティ経営を実務として動かし、成果を創出するためには、マテリアリティ(経営重要課題)を特定し、リスク・機会の財務影響を評価したうえで、KPIと目標を設計し、継続的にモニタリングして、経営の意思決定プロセスに結びつけることが不可欠です。あわせて、業務負荷を抑えながら継続運用していくために、業務の見直しやデジタル活用を進めるとともに、法定開示や限定的保証を見据えて、内部統制が適切に機能する状態を整えることも重要です。
アビームコンサルティングとGXコンシェルジュはこれまで、第一弾「SSBJ/ESRSクイックアセスメント」で現状把握と課題の可視化を、第二弾「SSBJ保証準備・開示伴走支援」で保証前提の実務・統制整備を支援してきました。その支援のなかで、主にGHGなどの情報収集や規制対応を優先してITシステム導入が先行し、導入後に「どのように経営判断に活かすか」の目的や設計が不十分なまま、システムの機能を活用しきれず、投資効果が得られにくいケースがあることが見えてきました。
これらの課題を解決するには、規制対応にとどまらず、経営(戦略・指標と目標設定・財務影響)と業務、ITデータ基盤、内部統制を一体で設計し、経営戦略の検討から実行までを支える“実装可能な経営基盤”として構築・運用することが重要です。こうしたニーズに応えるため、両社は「サステナビリティ機能高度化サービス」を提供開始しました。
■サービス概要
本サービスは、規制であるSSBJ対応を起点に、サステナビリティ経営の高度化に必要な「機能・業務・IT・内部統制」を一体で整備し、開示対応と経営実装の両立を支援します。

<3つの支援>
- 各組織の機能・業務再定義、BPR支援各部門の役割・権限、意思決定プロセスを再定義し、To-Be業務フローを設計します。非財務決算(開示・分析)まで含め、運用に耐える形へ最適化します。
- データ設計・分析パターン定義、IT導入企画・ソリューション選定支援KPI・分析パターン・必要データを起点に、収集から承認、証跡の要件を定義します。ITの基本要件からソリューション候補比較、全体アーキテクチャ、必要に応じたAI活用を含む導入ロードマップ策定まで支援します。
- 内部統制(IT統制・業務処理統制)の整備・運用支援業務記述書・業務フロー・RCMなどの関連文書を整備し、試行的な運用検証から課題の是正・定着まで伴走します。
<代表的アウトプット>
【機能・業務】SSBJ対応およびサステナビリティ経営に関連する部署の機能・役割分担一覧/業務マニュアル・フローチャート
【データ・IT】データ分析パターンと必要データ定義/ITシステム基本要件/ITソリューションが具備すべき機能一覧/推奨ITソリューション・システム全体像・導入ロードマップ
【内部統制】リスクコントロールマトリックス/全社統制・業務処理統制一覧
これらの支援により、成果につながる指標設計と効果検証を通じて、投資や見直し判断の質を高めるとともに、手作業やExcel中心の運用を減らし、データ・IT(必要に応じてAI)を活用した効率的な業務運用を実現します。あわせて、作成過程の可視化や証跡の整備により開示情報の信頼性を高め、手戻りや誤りの発生を抑制します。さらに、将来の基準改訂や保証範囲の拡大にも対応しやすい汎用的な設計とすることで、継続的な拡張や横展開を可能にします。
■サービスの特長
- 包括的支援による統合実装力サステナビリティ経営の高度化や法定開示対応に関わる論点を、部門横断で同じロードマップに落とし込み、関係部門間の分断や手戻りを抑え、運用が定着するところまで伴走します。
- 経営高度化×制度・基準を橋渡しする一気通貫の支援体制アビームコンサルティングによるサステナビリティ経営戦略に関する知見とサステナビリティ関連システムの導入知見、GXコンシェルジュによるサステナビリティトランスフォーメーションを起点とした制度面・技術面の専門的知見を融合し、あるべき機能定義とそれを実現するための業務・ITシステム機能の構築、内部統制整備・運用と保証取得・法定開示対応を一気通貫で支えます。
- 段階導入の設計これまで提供してきた第一弾「SSBJ/ESRSクイックアセスメント」、第二弾「SSBJ保証準備・開示伴走支援」に続き、今回の新サービスを通じて、企業の企画・検討フェーズや成熟度に応じたサービス設計で、サステナビリティを経営への実装まで着実に引き上げます。
- 信頼性のある実績GXコンシェルジュは、親会社である住友商事株式会社(以下、住友商事)のSSBJ対応を支援しています。住友商事は64カ国・地域で多岐に渡る事業を展開しており、サステナビリティ情報開示においても豊富なノウハウを蓄積しています。住友商事への支援を通じて得た知見を、本サービスの設計にも反映しています。
■今後について
今後も、サステナビリティ領域における“リアリティのある成果を実現するため”、経営の高度化と価値創出、法規制対応に資する支援を継続的に拡充する予定です。
アビームコンサルティングとGXコンシェルジュは、両社の専門性と実績を結集し、制度対応を超えて、企業の持続可能な成長と社会全体のサステナビリティ向上に貢献してまいります。
アビームコンサルティング株式会社について
アビームコンサルティングは、アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、それぞれの国や地域に即したグローバル・サービスを提供している総合マネジメントコンサルティングファームです。戦略、BPR、IT、組織・人事、アウトソーシングなどの専門知識と、豊富な経験を持つ約9,000名のプロフェッショナルを有し、金融、製造、流通、エネルギー、情報通信、パブリックなどの分野を担う企業、組織に対し幅広いコンサルティングサービスを提供しています。アビームコンサルティングは、企業や組織とともに新たな未来を共創し、確かな変革に導く創造的パートナーとして、企業や社会の変革に貢献します。
ホームページ:https://www.abeam.com/jp/ja/
株式会社GXコンシェルジュについて
GXコンシェルジュは、サステナビリティ経営の推進を支援する顧客伴走型のGX/SXサービス提供企業です。企業のGX戦略策定から、GHG削減ソリューションやGX/SXを推進するデジタルソリューションの開発・導入まで、一気通貫で伴走支援いたします。
2024年3月に設立され、住友商事株式会社とアビームコンサルティング株式会社の共同出資により誕生しました。両社の知見とネットワークを活かし、国内外の企業に対して、脱炭素化・サステナビリティ対応に向けた実効性の高い支援を行っています。
GXコンシェルジュは、サステナビリティ領域において、コンサルティングから抽出した顧客課題の解決を通じて、事業変革と企業価値向上を共に実現する事業パートナーを目指します。
ホームページ:https://gx-c.com/
商標について
記載されている社名・製品名などの固有名詞は、各社の商号、商標または登録商標です。
関連リンク
・SSBJ保証準備・開示伴走支援サービス
・SSBJ/ESRSクイックアセスメントサービス






















