台湾のITビル「Syntrend」にはスマートフォン大手メーカーのストアが多数入っていますが、2025年10月1日から2026年3月31日まで、モトローラのポップアップストア「Moto Lounge」が展開されています。最新モデルを中心とした展示が行なわれていますが、古い時代の名機もあるということで見てきました。
台湾で販売中のモデルが展示されていますが、一番人気はスワロフスキーとコラボした「motorola razr 60 Swarovski Edition」。スワロフスキークリスタルを埋め込んだ製品で、パントーンのブルー系のIce Meltカラーが上品。ワイヤレスイヤホンの「moto buds loop」も同様にスワロフスキークリスタルを纏っており、セットで販売されます。
「gシリーズ」や「edgeシリーズ」などはカラーバリエーションに特徴があり、グリーンやマゼンタといった、他社にはあまり見られないカラフルなモデルがモトローラらしさを形作っています。とはいえ、価格帯や性能面では他社にも同等クラスの製品が数多く存在しており、このクラスは非常に競争が激しい領域です。
そこで「razrシリーズで強いインパクトを与えつつ、同時に他シリーズの存在もアピールしたい」今回のポップアップストアからは、そんな狙いがうかがえます。
壁面に目を移すと、見慣れない端末、かなり古い携帯電話が展示されています。ここはパントーンの色をアピールする場所なのですが、その中心にはモトローラの歴史を作ってきた、名機と呼べる製品が展示されていました。
シルバーボディーに丸いディスプレーのモデルは「Aura」(オーラ)。ディスプレイの下部分が回転式で、上に回転させるとテンキーが現れる携帯電話です。ラグジュアリーモデルとして2008年に発売、当時の価格でも2000ドル、20万円以上と高価なモデルだったのです。
本体にダイヤモンドを埋めこんだダイヤモンドエディションも発売になるなど、モトローラの歴史の中で最も高級なラインナップでした。
一方、カラフルなパーツで組み上げられたこちらのモデルは、同じく名機である「StarTAC」のレインボーエディション。StarTACは1996年にアメリカでアナログモデルが登場後、全世界で販売されました。GSMやCDMAモデルなど通信方式のバリエーションも多数あり、累計販売台数は6000万台をこえます。日本の通信方式に対応したモデルもありました。
カラフルなカラバリモデルもあり、このレインボーモデルはそれらカラバリモデルから1つずつパーツを集め、パーツごとに異なるカラーで仕上げたモデルでした。今でもコレクターの中で人気の高い製品です。
できればrazrシリーズの初代モデル「RAZR V3」の展示もほしかったところですが、そちらは2004年の発売時に世界的なヒットモデルとなったこともあり、意外と知られている製品です。そのため今回のポップアップではあえて展示せず、逆に知る人ぞ知る、という名機の展示になったのかもしれません。
3月末まで開催されているので、台湾旅行に行った際はぜひ立ち寄ってみてください。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第797回
スマホ
スマホが全部同じ形になる前、ケータイはもっと自由だった 「iPhone以前」の海外名機たち -
第796回
スマホ
なぜ日本で売らない!? Xiaomi 17 Ultraをさらに進化させる魅惑の「海外製カメラキット&ケース」 -
第795回
スマホ
まだ生きていたのか! MWC 2026で生存確認された元中国トップブランド「Coolpad」 -
第794回
スマホ
日本では消えゆくガラケー、エチオピアでは数千円でYouTubeも使える端末に進化していた -
第793回
スマホ
ソウルのスマホ買取マシンで「Galaxy Z Fold7」を買取に出してみた -
第792回
スマホ
待望のMagSafe対応! なのにカメラが隠れる? Galaxy S26のマグネット問題と解決策 -
第791回
スマホ
シャオミのライカスマホ「Leitzphone」にシンデレラフィット!? 別のライカ製キャップを試してみた -
第790回
スマホ
バッテリーの発火事故に備える! 続々増える「半固体電池」採用のモバイルバッテリー -
第788回
スマホ
OnePlusの原神コラボスマホが再び! 今度は神里綾華モデルだ! -
第787回
スマホ
WindowsもMacもつながるOPPOの「O+ Connect」でリモートデスクトップを試す - この連載の一覧へ




















