PUACL2026で活躍中のプロ選手に聞いた

【PUACL2026】「絶対に決勝に行って、みんなのことを楽しませます」ENTER FORCE.36/Nomu選手インタビュー【ポケモンユナイト】

文●モーダル小嶋/ASCII

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明るい性格、そして攻撃的なプレイスタイルでファンを魅了するNomu選手にインタビュー

 戦略バトルゲーム『ポケモンユナイト』の公式国際大会、「Pokémon UNITE Asia Champions League 2026」(以下、PUACL2026)では、予選リーグが開催中。プレイオフ進出をかけた激しい争いが繰り広げられています。

 PUACL2026は国内トップレベルの選手たちが技術と戦略を競い合う場であると同時に、それぞれのチームや個人が積み重ねてきた時間の集積でもあります。試合結果だけを追っていては見えにくい背景や、プレーに込められた意図は、選手自身の言葉によって初めて輪郭を持つ部分もありましょう。

 本記事では、PUACL2026の舞台で戦うENTER FORCE.36のNomu選手のオンラインインタビューをお届けします。

ENTER FORCE.36/Nomu選手

 若い選手が多いENTER FORCE.36の中でも、とりわけ高いテンションが印象に残るNomu選手。PUACL2026の公式配信では選手カメラも用意されているため、笑顔で大きなリアクションを取るNomu選手に目を奪われたユナイトファンも多いでしょう。

 攻撃的なプレイスタイルも印象に残るNomu選手が見るリーグ戦とは? 選手の言葉を通して、PUACL2026という大会の現在地と、ポケモンユナイト競技シーンの奥行きを感じ取ってください(※インタビューはDay5終了時に実施したものです)。

新しい自分たちの軸を探すために、日々練習している

試合中のカメラではハイテンションですが、インタビューでは質問の一つ一つに実直に回答いただく姿が印象的でした

——リーグも残すところ、あと2日となりました。ここまで戦ってきて、チーム(自分たち)の現在地をどう見ていますか?

Nomu選手 いま、チームは10勝10敗で、6位という位置です。プレイオフ圏内なんですが、いつでもプレイオフ圏外に出てしまうような危ない位置で。マップの変更などで、いろいろ悩んでる部分もあるんですが、改善しないといけないなって思ってます。

ENTER FORCE.36はDay5終了時点でプレイオフ圏内の6位。Day6、Day7で順位をさらに上げられるか?

——大会序盤と比べて、プレイ面や準備の面で変えてきたこと、あるいは変えようとしていることはありますか?

Nomu選手 大会の序盤は、グラードンマップという環境化で、「がくしゅうそうち」の使い方も今とは違いました。自分たちなら、下キャリーならレイト(育つのが遅い晩成型のキャラクター)のポケモンを取って、それにサポート型のポケモンをつけて……みたいな戦い方だったんです。

 ただ、カイオーガマップになって、がくしゅうそうちの仕様が変更されたので*1、それまでの軸と構成がなくなってしまった。今はもう、新しい自分たちの軸を探すために、日々練習してます。

*1 :味方と一緒に野生ポケモンをKOした場合の経験値分配のルールが変更になったことにともない、「がくしゅうそうち」の野生ポケモンや相手ポケモンのKOによる経験値分配がなくなった

Nomu選手はチームの中でも
やっぱりムードメーカーみたいです

——リーグ戦の中で、印象に残った選手はいらっしゃいますか。

Nomu選手 印象に残った選手はやっぱり、REJECTのSatake選手。ミクロ(個人のスキル)もものすごくあるんですけど、対戦していると、“嫌なところにいつもいる”みたいな。「ここにいると嫌だな」というブッシュ(くさむら)にずっといる感じで……本当に、頭の良いプレイヤーだなって。

REJECT/Sateke選手

——逆に、自分たちのチームの選手に対して「頼りになるなあ」と感じた瞬間などはありますか?

Nomu選手 頼りになるチームメイトはKotaですね。頭の良いプレイヤーなので、いつでもバリューが安定してるし。コールとかも助かってますね、いろいろと。

ENTER FORCE.36/Kota選手

——長いリーグ戦の中で、気持ちの切り替えはどうされているのでしょう。

Nomu選手 自分は、あんまり勝ち負けに影響されないんです。勝ったときにめちゃくちゃ喜ぶ、負けたときにめちゃくちゃ落ち込む……みたいな選手ではないんです。

 でも、チームは勝ち負けに影響されてしまうので。やっぱり、自分がムードメーカーとして雰囲気を保てるように努力してますね。

注目されても「全然緊張しない」

——ASCII.jpではPUACL2026の公式配信で実況・解説をされているキャスター陣に話をうかがっているんですが、注目チームにENTER FORCE.36を挙げている人は少なくないんですよ。

Nomu選手 めちゃくちゃ嬉しいですね。やっぱり自分は、人に見られるために頑張ってきたんで、今まで。注目されるチームになったのは、めちゃくちゃ……はい、嬉しいです。

——注目されることが、Nomu選手の場合はプレッシャーになることはありませんか?

Nomu選手 自分は注目されるのは全然緊張しないし、プレッシャーとかも何も感じなくて。ただ、楽しんでゲームして、それをみんなに見てもらって楽しんでもらえればいいかなって思ってます。

——ここまでのリーグ戦の中で、印象に残っている試合はありますか。

Nomu選手 Day1で当たったZETA DIVISIONとの試合が、「自分たちもトップチームとやり合えるんだ!」っていう感じで、本当に転機というか。とても嬉しく思ったり、自分たちのやりたいことができたりしたことで、印象に残ってます。

 カイオーガマップだとDay4のINSOMNIA戦ですね。自分が本当に個人技で破壊したなっていう試合だったので、めちゃくちゃ楽しかったです。

Day4、ROUND3。Nomu選手はオーロット、マンムーを使ってゲームを有利に進めた

オフラインの方が、自分は目立つと思う

——リーグの終盤に向けて、チームとして一番大事にしたいテーマ、あるいは個人として意識していきたいことは何でしょうか?

Nomu選手 チームとしては、やっぱり雰囲気よく、楽しんで試合に挑んでいきたいです。個人としては、まだまだ未熟なところがあって、プレイ面でミスがすごく目立つので。日々の練習をコツコツ継続することで、自分に自信を持って、ミスをなくすように頑張りたいです。

インタビュー中でも、表情や仕草でこちらを和ませようとしてくれたNomu選手。優しく明るい人柄は取材でも健在でした

——ありがとうございます。長いリーグ戦でたくさんのファンの方、仲間の方に支えられていると思います。あらためて、長いリーグ戦の中でファンの方の声であったり、ファンに届けたいメッセージがあれば、最後にぜひ。

Nomu選手 オンラインでもカメラでみんなを笑わせてきたんですけど、やっぱオフラインの方が目立つと思うので。絶対、PUACL2026 FINALSに行って、みんなのことを楽しませます。応援お願いします。


 

 チームのムードメーカーであると同時に、自分のプレイに関してはとても謙虚で、等身大の言葉を話してくれたNomu選手。ファンが彼の活躍に期待してしまう、目が離せないプレイヤーであることがインタビューからも伝わってくるでしょう。

 インタビューで明かされた視点を踏まえてあらためて試合を振り返ることで、プレイの意味や大会の緊張感はより鮮明になるはず。選手たちが次にどのような選択を重ねていくのか、その行方も含めて今後の戦いを見届けたいですね。

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