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5分で読める、アスキー宇宙ニュース 第11回

2027年にも、米宇宙開発局向けに提供開始

増え続ける「宇宙のごみ」を回収するサービスが登場

2026年01月27日 12時00分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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長年の課題、宇宙ゴミの増加

 地球低軌道には、人工衛星が数多く飛び回っている。これらは通信や観測を担う、私たちの生活に欠かせない存在だ。

 その一方で、役目を終えた衛星や破片が「宇宙ゴミ(スペースデブリ)」として残り続けしまうことは、長年、課題視されてきた。宇宙ゴミが運用中の人工衛星に衝突すれば、通信障害などの深刻な問題が発生する恐れもある。

 こうした中、米国の宇宙スタートアップStarfish Spaceは1月21日、米宇宙開発局(Space Development Agency)向けに、運用終了後の衛星を回収し、処分するサービスを提供すると発表した。

 Starfish Spaceは「Otter(オッター)」と呼ばれる宇宙機を打ち上げ、運用する。Otterは低軌道で衛星に接近し、捕獲した上で、軌道を下げて大気圏へ再突入させることで安全に処分する仕組みだという。

 また同社は、すでに軌道上にある衛星と、今後打ち上げられる衛星の双方に対応できる点も、Otterの特徴として挙げている。

 「打ち上げること」に注目が集まりがちな宇宙開発だが、「どう終わらせるか」に着目したサービスの登場。宇宙開発も、地上の産業と同じように、維持・管理・廃棄までのサイクルを前提とした産業に変わっていくのかもしれない。

 なお今回のミッションにおける打ち上げは、2027年の予定だ。

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