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宇宙飛行士の精神ストレスを癒してくれる食の楽しみ

JAXA、宇宙日本食候補を選定。なんとキーマカレーも!

2014年09月05日 16時36分更新

文● 行正和義

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これまで認定された宇宙日本食「しょうゆラーメン」(日清食品)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月5日、宇宙日本食の更なる充実を図るため、新たな宇宙日本食の認証に向けた食品候補の募集を行い、審査した結果33品目(21社)の選定結果を公表した

 宇宙飛行士の栄養バランスの向上や精神的ストレスの軽減、パフォーマンスの向上に寄与することを目的としたもので、応募された108品目の食品のうち選定された33品目。

これまで認定された宇宙日本食「白米」(尾西食品) 

 審査項目は、宇宙で可能な調理(加水・加温)またはそのまま食べられるもので、保存期間が常温で1.5年、ナトリウム量が1000mg以下、宇宙食分科会委員の試食による官能評価(色合いやにおい、風味、食感)など。

 選定結果には「白ご飯」(ホリカフーズ)や「切り餅」(越後製菓)、「K&K 缶つま 国産鶏ぼんじり ソラチたれ焼き」(国分)、黒毛和牛キーマカレー(鶴太屋)、カロリーメイト(大塚製薬)やウイダーinゼリー エネルギーイン(森永製菓)といったさまざまな食品が含まれる。

これまで認定された宇宙日本食「わかめスープ」(理研ビタミン)。このほか、ハウス食品のレトルトカレー、山崎製パンの羊羹、マルハニチロホールディングスの「サンマの蒲焼き」、「野菜飲料ゼリー」(カゴメ)など12社28品目がすでに宇宙日本食とし認定されている 

 選定された食品候補については、今後JAXAが定める宇宙日本食認証基準に則り、必要な各種試験・検査を実施。宇宙日本食としての認証に向けた手続きに入る予定。

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