ビューファインダーも利用可能
画質云々の製品ではないが、ノスタルジックを楽しむには十分
撮影時の構図確認には小型ながら光学ビューファインダーも利用できる。ミニカメラの多くは液晶のみで被写体を捉えにくいものもあるが、Charmeraは視認性が良く、メインの撮影対象にピントを合わせやすい。背面液晶で撮影後すぐに確認できるのも便利で、スナップ撮影のテンポも落ちない。
筆者は以前、似たようなミニカメラをポケットに入れたまま手袋やマスクを引っかけて落としてしまった経験がある。その反省から、Charmeraではネックストラップ化して持ち歩き、「撮りたい瞬間を逃さない」状態にしている。首から提げるとクラシックカメラのようなたたずまいになり、撮影機会も増える。
市場にある多くの1440×1080ピクセルのミニカメラは、外観デザインはまったく違っていても、内部ハードウェアは似通っているケースがほとんどだ。それでも各社のチューニングや写りの味付けは異なり、写真的な傾向も微妙に変わる。
Charmeraはスマホの代替機にするような高画質カメラではないが、日常のスナップやあえてノスタルジックなイメージを醸し出したい時には十分な性能だ。もちろんネットワーク機能は無く有線でスマホに結果を送ることしかできないのでSNS投稿などではワンクッションあり面倒ではある。
筆者が撮影した結果でも、拡大しなければ実用性は高い。解像度は別にして屋外での赤の発色にやや甘さを感じる場面もあるが、これは味として楽しむのも一興だ。
バッテリー駆動時間も長く、128GBのカードで撮影枚数を気にせず撮り続けられる。1980年代的なデジカメのノスタルジーをいつでも持ち歩ける。それがCharmeraの最大の魅力である。今後も機会があれば、こうした“ポケットカメラたち”を紹介していきたい。

今回の衝動買い
・アイテム:「KODAK Charmera」
・価格:29.99ドル(米国)、6090円(ヨドバシカメラ)
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第883回
トピックス
「Rokid スマートAIグラス」を衝動買い 周辺ツールが育てるAIグラス -
第882回
トピックス
「Rokid スマートAIグラス」はスマホ時代の電力インフラを味方につけたAIグラス -
第881回
トピックス
「Rokid スマートAIグラス」を衝動買い 「Rokidは同じ景色を共有してくれるAIコンパニオンだ」 -
第880回
トピックス
満充電で自らプラグを抜くアダプターの真打ち「KUWAJIA」を衝動買い -
第879回
トピックス
満充電で自らプラグを抜く!? 1個1200円の自立型「自動切断アダプター」を衝動買い -
第878回
PC
安心の国内企画「240W」対応USBケーブル やわらか極太USBケーブル4本セットを衝動買い -
第877回
スマホ
“嫌われない未来”にフォーカスしたスマートグラス「Even G2」を衝動買いしたものの…… -
第876回
スマホ
「240W対応の幻想を斬る!」 折りたたみスタンド+USBアダプタの意外な正体 -
第875回
スマホ
USB Type-A端子に深く潜り込む、激レアなType-C変換アダプターを衝動買い -
第874回
スマホ
1万6000円でAIとの会話が実現できるオーディオグラス「OWNDAYS CONNECT」を衝動買い -
第873回
スマホ
Googleの忘れ物ネットワーク「Find Hub」の実力のほどを秋葉原で実体験! 新トラッカー「amine」を衝動買い - この連載の一覧へ



















