後席にはファーストクラス超えの
48インチモニターが鎮座
それではお待ちかねの後席をチェックしてみましょう。ドアを開けるとステップがせり出てゆみちぃ部長を車内へと招きます。まず最初に目についたのが傘立て。「これはいいですね。車内が濡れずにすみますね」とゴキゲンです。
ちなみに写真の傘は、レクサスコレクションで販売している「アンブレラ ヌレンザ カーボン」という、軽量化と耐久性に優れた逸品。ちなみに、お値段は6万7100円とのこと。納期は注文後約45日だそうです。
車内はまるで飛行機のファーストクラスそのものといったところ。大型のチェアに座りオットマンを出せば、世界で一番お姫様です。「めっちゃ快適ですね!」とお姫様はご満悦。シートを倒せば寝ることだってできます。
目の前には48インチの大型モニターが設置されています。その上にある小さな小窓を閉めてスモークにしてみると、パーソナル感とプライバシー性が高まります。この時点でファーストクラスは超えています。
実際に映像を出してみましょう。入力はスマホのミラーリングのほか、HDMIなどにも対応。車載モニター単体でYouTubeなどを視聴することはできません。また、動画配信サイトによっては著作権保護のためミラーリングを許していない場合がありますので、そこはご了承のほどを。スマホをミラーリングしてYouTubeを視聴すると、おぉスゴイ! 「これは家ですね! いや、家を超えています」と大喜び。
驚きの機能はまだまだ続きます。アームレストを開けると、折りたたみ式のテーブルが登場。これなら移動中にノートPCで作業をしても太ももが熱くなりません。なお、スマホは専用の収納トレイがあります。ゆみちぃ部長は、この機能がイチバンのお気に入りでした。
モニターの下には冷蔵庫があり、スパークリングワインを冷やすことも可能!
天井のグラスルーフを開ければ、満天の空の下でシャンパングラスを片手に「君の瞳に乾杯!」なんてことができます。
ちなみに運転席側からでもグラスルーフの開閉は可能。乾杯を阻止することも、お手伝いすることもできます。
乾杯したシャンパングラスは、アームレストにある大型のカップホルダーでホールド可能です。
収納も十分あり、カバンを床に置く、などという無粋なことはしなくても大丈夫そうです。まさにオモテナシのレクサス。実にアメイジングです。
各種操作は手元のスマホ型端末でコントロール可能。もちろん取り外しもできます。
高速試乗で車酔いから快眠へ
寺坂お嬢様、いやお姫様を後席に乗っていただき、いざ試乗開始。目的地は御殿場です。快適な車内にお嬢様は心がウキウキ。車内パーテーションの窓をスモークにして、首都高→東名高速へ。
さらに乗り心地をよくしようと、運転手の執事は「リアコンフォート」という走行モードにセット。これにすると、足回りが一層上質になりブレーキをかけた時のカックンが減るらしいのですが……。
後席から「気持ち悪いんですけれど」というではありませんか。どうやら車酔いをされてしまったようです。このリアコンフォートモード、運転席側からはあまり感じないのですが、かなり足が柔らかいようで、「ボヨンボヨンする」との声が。さらに「前が見えないのは怖い」とまで。良かれと思ったことがすべて裏目に出てしまいました。
そこで執事は考えました。「サスペンションをスポーツにすればよいのでは?」と。これが正解で、高速道路では硬めにした方がよいとのこと。なお、エンジンをスポーツモードにすると、車内にまでエンジン音が聞こえますので、個別設定で走行モードを細かくセッティング。基本的にノーマルで、サスペンションはスポーツ、ブレーキはリアコンフォートで落ち着きました。それでも普通のクルマに比べると、かなり足は柔らかいのですが……。
しばらくすると、お姫様は夢の中へ。同行する担当編集も夢の中へ。担当ライター兼カメラマン兼運転手の筆者は、海老名から先は一切会話のないクルマを運転したのでした……。
到着し、「最初はどうなるかと思いましたが、よく寝れました」という後席の2人に「2000万円もするクルマの感想はそれだけかい!」と、筆者はあきれ顔。ですが普段、クルマ移動の際、長距離でも寝ないゆみちぃ部長と担当編集を、寝かせてしまったレクサスLM。そこにアメイジング・エクスペリエンスを感じたのでした。
ちなみに運転フィールはというと、アルファードやヴェルファイアと違い、エンジンパワーがあるので、追い越し時やワインディングロードでエンジンが唸りません。またワインディングは車体は大きく、目線が高いものの、結構ロールするためか運転が楽しくなり、ついついスピードを上げたくなる気持ちにも。ですがスピードを上げるとお姫様たちが大変なことになるので、法定速度を遵守したのは言うまでもありません。

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