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あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第187回

大容量のデータ保存・共有から大画面での動画鑑賞まで長く使うならクラウドよりも安価

「NASは難しい」は過去のイメージ、クラウド感覚で使える「UGREEN NASync DH2300」でスマホの容量不足を解消しよう!

2025年11月21日 11時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

提供: UGREEN

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スマホ内の写真や動画を自動でバックアップ
外出先からのアクセスも自在にできる

 前述したとおり、「UGREEN NASync DH2300」の専用OS「UGOS Pro」は、シンプルでわかりやすい設計になっている。メイン画面にはよく使うメニューが並んでいるので、そこから使いたいものを選べばすぐに機能を利用できる。

専用OS「UGOS Pro」は、スマホアプリから直感的に操作できる。よく使う機能が並び、ファイルを触る感覚でNASを管理可能だ

 スマホユーザーにとって、「UGREEN NASync DH2300」の最も魅力的な使い道は、やはり写真と動画の保存だろう。

 スマホにある写真や動画を手動でアップロードして管理することはもちろん、バックアップによる自動化も可能だ。バックアップを有効化する手順も簡単で、アプリ内で写真セクションにある「アルバムのバックアップ」をオンにするだけ。一度設定すれば、スマホで撮影した写真や動画が自動的にNASに保存されるようになる。

写真や動画は手動でも簡単にアップロードでき、大切な写真や動画を管理できる

「アルバムのバックアップ」をオンにするだけで、写真や動画が自動でNASにバックアップされる

 NASに保存した写真や動画は、人物や場所、被写体ごとに自動分類することができる。例えば、写真の人物を認識して、その人ごとに写真を整理することが可能だ。

 気になるのはプライバシーの問題だが、初期設定では有効にはなっておらず、ツールボックス内で人物認識をオンにすることで機能が利用できるようになる。オプトイン方式(ユーザーの同意を得てから開始する方式)を採用しているため、不要であれば使わなくても問題ない。こうした配慮も良心的だ。

「人物識別」を有効化すると、人物や被写体ごとに自動で写真を分類してくれる

 すでにクラウドに保存してあるデータも、NASに簡単に移したり、バックアップしたりできるのも便利な点だ。「OneDrive」や「Google Drive」などとのシームレスな同期機能により、クラウド上のファイルを一括でNASにダウンロードが可能。万が一、サービス側で大規模障害が発生しても安心だ。

「OneDrive」や「Google Drive」など、既存のクラウドサービスとシームレスに同期可能。万が一のサービス障害に備え、データを二重で保護できる

 さらに、外出先からのアクセスも良好だ。リモートアクセスを有効にすれば、インターネット経由でもアプリから自宅のNASに接続できる。これにより、保存した写真や動画をいつでもどこでも閲覧可能。友人に写真を見せたいとき、仕事で必要な資料を確認したいときに、クラウドストレージと変わらない使い勝手を実現している。

「コントロールパネル」の「デバイス接続」内にあるリモートアクセスを有効にすれば、外出先からでも自宅のNASに接続可能

 なお、スマホのデータをバックアップするのであれば、2TB~4TB程度のストレージ容量が目安になるだろう。写真を数万枚、フルHD動画を数百本保存しても余裕がある。「UGREEN NASync DH2300」には2基のドライブが搭載できるので、データ保護(RAID)を考慮するなら、2TB×2、または4TB×2の構成がおすすめだ。

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