ソフトバンクは“顧客満足度指数”を重視
実際、2024年、ソフトバンクはOpensignalの調査結果が良かったため、「大阪府でいちばん快適につながるSoftbank」という広告を展開している。
当時、NTTドコモが「どういった調査での根拠をもとに大阪府でいちばんつながると言っているのか。もし主張するなら、携帯電話会社全社が実施している総務省のガイドラインに沿った方がいいのではないか。優良誤認に当たるのではないか心配している」と懸念を示したこともあった。
そもそも、Opensignalの調査結果を広告に使ってアピールしてきたのはソフトバンクであり、それをいまさら「あの評価基準はおかしい」と言い出すのは筋が通らない。
そんなソフトバンクがOpensignalの結果だけではなく、いま最も重視しているのはNPS(ネット・プロモーター・スコア)、顧客満足度指数なのだという。
宮川社長は「まだまだ我が社はすべてにおいて誇れる部分があるとは思っていない。顧客満足度でナンバーワンを目指すという、その思いには一歩たりとも引かないという話で現場とはやりとりしている」と語った。
世間には様々な調査があり、その結果が企業のマーケティング活動に活用されている。果たして、スマホ業界で、最もユーザーに響く「調査結果」は何なのだろうか。

この連載の記事
-
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 -
第264回
トピックス
KDDI×ローソンが挑む“ニュータウン再生” 住民は不安も、採算に自信 -
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 -
第258回
トピックス
アドビ、AIで若年層開拓 “映える”画像を作りやすく -
第257回
トピックス
ドコモ経由の“NISAデビュー”増える マネックスか、SBIか、悩ましい選択に -
第256回
トピックス
KDDIドローン事業、9年目で軌道に乗る兆し 無人AIポート運用に成功 - この連載の一覧へ












