Windows Info 第504回
新しいOutlookとOutlook Classic、そろそろ古いOutlookとExchangeの組み合わせは引退の頃合いか
2025年11月03日 10時00分更新
人気が無いが、でも引き続き必要な電子メールに
どう対応するかが今後の問題に
インターネット創生期には、電子メールは、主要なコミュニケーションツールとして広く使われてきた。しかし、インターネットの進展とともに、さまざまなコミュニケーションツールが登場して、その地位を低下させている。
実際に、便利さという部分では、多くのツールが電子メールを上回っている。一方で、電子メールだけが、インターネット内でISPやメーカーに関わりなく動作できるプロトコルなのも確かだ。
Android上にさまざまな機能を提供しているGoogleでさえ、Gmailのサービスを継続して提供しており、たとえばセキュリティの通知などに活用している。
電子メールは必要不可欠で、インターネットを利用するユーザーは必ず対応すべきものと言っていいが、ツールとしてはあまりに古くなってしまい、ユーザーに人気がない。
その中で新Outlookは、OfficeユーザーでもOutlook.exe本来の機能を必要としないユーザーには推奨するソフトウェアという位置づけになるのではないかと思われる。Outlook.exeは、長年利用され、多数の機能を持っているため、開発の負担が重い。今後は、メンテナンスのみに止めるのではないかと予想する。Outlook.exeの更新履歴(https://learn.microsoft.com/ja-jp/officeupdates/current-channel)を見ても、ほとんどが問題の修正のみになっている。
Outlook.exeにはExchangeサーバーが必須で、現在ではOutlook.comに同等の機能が実装されているが、これが今後どうなるのかも気になるところ。企業向けOfficeサブスクリプションでは、各種のコラボレーションツールが提供されており、必ずしもOutlook.exeのコラボレーション機能に頼る必要もない。
メールは新Outlook側に任せ、Outlook.exe/Exchangeの組み合わせは、そろそろ、メインストリームから外れるのではないかと思われる。「Outlook(Classic)」という名前は、旧Media Playerなどにも使われており、代用アプリが登場し、引退モードになっていることが見えてくる。
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