年内にZETA DIVISIONを脱退し、今後は療養に専念

「スト6」世界大会を制したプロゲーマー・翔選手が引退へ 神経機能の不調により

文●いちえもん 編集●ASCII

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ZETA DIVISION公式サイトより

 ZETA DIVISIONの「ストリートファイター6」部門に所属するプロゲーマー・翔選手は10月23日、神経機能の不調によりeスポーツ選手からの引退を発表した。選手活動の引退により、年内を目途にZETA DIVISIONから脱退する形だ。今後は療養に専念するという。

 翔選手は「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2025(SFL)」に出場予定だったが、今回の引退表明にともない、同部門のヤマグチ選手が代わりに出場するという。

 今年8月開催の「Esports World Cup 2025(EWC2025)」に出場していた翔選手だったが、体調不良で棄権を発表していた。休養を経て活動を再開させたものの、相次ぐ体調不良により選手活動を続けることが難しくなったため、今回の引退発表に至ったとされている。

 翔選手は2025年に開催された「ストリートファイター6」の世界大会「カプコンカップ11」で優勝、「EVO 2025」の「ストリートファイター6」部門で準優勝を果たすなど、目覚ましい活躍をみせていた。