2026年より全国6都市で開催

ゴルフの未来、想像以上にサイバーだった。リアル×VRの「TGXシリーズ」始動

文●いちえもん 編集●ASCII

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 TGX GOLFは10月14日、世界初となるハイブリッドeスポーツゴルフツアー「TGXシリーズ」を2026年から全国6都市で開催すると発表した。

 TGXシリーズは、米国発の最先端技術「FULL SWING TECHNOLOGY」シミュレーションシステムを使ったハイブリッドeスポーツゴルフツアー。プロゴルファーの松山英樹選手とアダム・スコット選手が、戦略アドバイザーとして参画しているという。

 FULL SWING TECHNOLOGYは、プロ選手が愛用しているインドアゴルフシミュレーター。ボールとクラブヘッドの動きを赤外線とLEDカメラ、ハイスピードカメラがキャッチし、その結果を大型ディスプレーに反映させるという仕組みだ。

 TGXシリーズでは音楽・照明・観客を交えた会場で、プロ・アマチュア選手が次世代ゴルフで競い合う。従来のeスポーツ大会のような臨場感を体験できそうだ。

 スタートのシーズンは全国を6チームに分け、キャプテン1名とプレイヤー2名による編成で進行する。トッププレイヤーのみならず、若手のプロや大学ゴルファー、アマチュア代表も参加し、次世代のフィールドで世代と立場を超えた戦いを観戦できるという。

日本のトッププレイヤーが参加

 オフラインだけでなく、オンラインでも大会の臨場感が味わえることも特徴。各大会はライブ中継を予定しているほか、YouTubeやInstagramなどのSNSでショートコンテンツも展開していくとのこと。

リアル競技とデジタル演出を掛け合わせた次世代のゴルフ大会。オフラインだけでなく、オンラインでも大会の臨場感が味わえるようになっているという

 筆者もゴルフに興味があるので、本大会が開催されたらオフラインかオンラインで観戦してみたいと思った次第だ。TGXシリーズがどのように発展していくのか、今後の動向に注目していきたい。

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