ブラックフライデーの前哨戦! 「Amazonプライム感謝祭」特集 第4回
映画もゲームも独り占め! スマホのタテ動画も映せる!
こんなちっちゃなプロジェクターが欲しかった! JMGOが送り出す「PicoFlix」「PicoPlay+」の新提案が実に楽しい
2025年10月04日 10時00分更新
スマホの縦画面がそのまま映せる!
「PicoPlay+」が提案する新しいプロジェクターの活用法
さて、次に「PicoPlay+」だが、画質については「PicoFlix」と同等と考えていい。コントラストが高く、緑や赤の原色も鮮やかに再現してくれる。明るさも450ISOルーメンと十分で、とても見やすい映像だ。
スピーカーは8W×1でステレオ仕様ではないため、映画を見たときに「PicoFlix」と比べて音場感で差はあるが、セリフが聞こえにくいといったことはない。もしサウンド面での満足度を高めたいなら、サウンドバーなどを追加してもいいだろう。
だが、「PicoPlay+」の本領は、より手軽に楽しく使えるところにある。それを実現するのが、先に紹介したバッテリー内蔵スタンドだ。バッテリーを内蔵しない「PicoPlay+」は、常に電源の確保が求められる。せっかくのコンパクトさを生かし、コードレス的に楽しむには、このスタンドは欠かせない。
スタンドを利用すれば、置き台などを探す必要もないので、寝室やプライベートルームにも気軽にセットできる。屋外で使う場合も。スタンドがあると重宝するだろう。
そして、「PicoPlay+」をスタンドにセットしたときにユニークなのは、縦画面モードが使えることだ。スタンドに本体を設置した状態で90度動かすと画面表示を縦向きにできるので、スマホの縦写真や縦動画をそのまま大きく投影できる。
スマホの画面は、「JMGO」アプリの「Screen Casting」を使えば、ワイヤレスでミラーリング表示が可能。自分の部屋で推しの配信映像を見たり、ダンスの動画を見ながら練習をしたりといったことが縦表示の大画面でできるなんて、これまでにはなかったことだ。
画面が大きいから、子供にも安心して見せられるし、大人数が集まった場でもみんなが見やすいのもメリット。また、キャンプや旅行などに持って行けば、その日に撮った動画や写真をその場で上映できるのも楽しいだろう。
なお、このスタンドは「PicoPlay+」だけでなく、「PicoFlix」「N1S Nano」「N1S」「N1S 4K」にも対応している。ただし、「N1S」「N1S 4K」には給電ができないので注意しよう。
このほか、「PicoPlay+」はスピーカー部の周囲にライトを備えていて、好みの色や明るさを選んでムードライトとして使うことができる。映像を表示するだけでなく、部屋の環境をカラフルに演出できるのも楽しい。本体を縦置きにするとBluetoothスピーカーとして使えるので、寝室などで音楽を聴きたい人には便利な機能と言えるだろう。

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